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2022年3月 7日 (月)

有酸素能力を高める

前回少しご紹介した「リディアードのランニング・バイブル」ですが、Amazonなどの書評をみると「わかりにくい!」「読みにくい!」というコメントが時々見られます・・・

これは文字が多く図がほぼなし、あと読み進めると気づくのですが目安となる「数字」がほとんどない。つまりしっかり文章を読み込まないとわかりにくいのです。でも逆にいえば本当に大切なこと、言いたいことは「数字」ではないということだと思います。

 

リディアード式のトレーニングの基本は

有酸素能力を高めるトレーニング

      ↓

速く走るための体とフォームを作るヒルトレーニング

      ↓

スピード養成、スタミナとスピードを協調させるトレーニング

 

これを約半年かけていくというもの。すぐ効果が出てちょっと先の大会で結果が出るというものではありません。

しかも最初の有酸素トレーニングは12週間続けることを推奨しています。そして有酸素能力を高め続く脚の強化や無酸素トレーニングに耐えうるスタミナをまずはしっかりつけるということ。それまで地味に地味に走ってスタミナつける・・・すでにここで挫折しそうな人もいそう(笑)

 

そしてその有酸素トレーニングはゆっくりのんびり距離踏んで脚を作る、というものではないのです。

「最高安定状態の70〜100%レベルで長く走ることが最も効率よい有酸素トレーニングである」

つまり楽ではなくでもキツくないギリギリ上限(LTペース)のペースでコツコツ走ること。リディアード氏ご本人が色々な距離を走ってみて1番効率が良かったのが週に160km走ることだったそうです。って4週で640km!LSDは強度が低すぎて意味がないとのこと(競技者を念頭に置いているのでこう書いていると思われます)

 

じゃいったいどのくらいのペースで走ればいいの?

それは自分の体感で決める。

リディアード式の根底にあるのは最初に数字を決め込んで走るのではなく、その時の体感で走ること。感覚としては「もう少し走れたかな、もう少しペース速くても行けたかな」という状態で終わること、だそうです。出し切ってヘロヘロというのは疲労を残すこと。オーバーペースであるということです。

 

これ、この先の無酸素トレーニングでも同じで、1000mを6本とか本数を決めたりタイムを決めてやらない、とあります。

もうあと1本もできない!というくらいになったら終わりなんだそう(笑)こっちは余力を残すんじゃないんですね。

 

普通の本だと目標サブ4(4時間以内)とかサブ3(3時間以内)とか目標タイム毎に細かくトレーニング内容が書かれていたりしますが、このタイムで走りたいからこの練習をする、のではなく、この練習をしてきたらこのタイムが出る、だそう。でもよく考えたらその方が理にかなっているなあと。スタート地点の力が人それぞれなのに勝手に目標タイムを決めて(実現可能かどうか検証せずに)同じ練習をするというのは、無理がある気もします。

 

そんなわけでとにかく気持ちよく速く、でもキツくないランを探る日々が始まりました。

 

 

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2022年3月 3日 (木)

リディアードの本を読む

やっと少しずつ春らしくなってきました。

 

先月あまりに寒くて家で本を読んだり映画を観ることが多かったんですが、ふとネットで「アーサー・リディアード」の名前を見かけ。

そういえば私もリディアードの本を持ってたなあと本棚を探したらありました!

 

リディアードのランニング・バイブル(原題:Running with Lydiard)

 

彼がどういう人なのかこの本のトップに書かれている言葉を引用すると

「アーサー・リディアードは古今を通じて最も優れた陸上競技のコーチのひとりである」

リディアード方式のトレーニングというのはなんとなく耳にした人もいると思います。

なぜ私がこの本を持っていたのか思い返してみると、走り初めの頃に読んでいた「eA式トレーニング」の本がこのリディアード式をもとにしたものだと知って、本家本元を読んでみようと全く陸上競技などしたこともないのに買ってみたのでした。

Running with Lydiardという本は1983年出版、その翻訳本であるこの本も1993年出版とかなり昔の本で(私が買ったのは2009年。ちなみにまだ販売されています)今のようにGPSはないしウェアもシューズも機能性は現在とかなり異なるし、そんなの現代に合うのか・・・

 

いえ。この本はもっと本質のこと。高機能のグッズも高価な時計もシューズも超えたトレーニングの本質が書かれています。

でも最初に買った時は私はまだ理解できる段階にはいなかったんですね・・・すっかり本棚で忘れられていました。

今改めて読んでみてその内容の凄さ(というか地味さ)に驚き、そして胸に響くものがありました。思い当たることが今まで多数あったから。

 

詳しい内容はこの本やリディアードのお弟子さん(日本人)が書かれた本を読んでみてほしいのですが、eA式も日本人のお弟子さんも基本としつつアレンジしたものになっています。多分日本の読者にわかりやすいように、また売れるように(笑)変えたのではないかと思います。基本はこの本の方がいいかもしれません。翻訳本にありがちな読みづらさはありますが・・。

 

すっかり読み耽った私は、今年は(もう2ヶ月経ってしまったけど)この本を参考に基礎的な脚と身体作りを中心にしようと決めました。

ただトレーニングの間はレースは入れるべきではないのですが、すでにいくつかしかも負荷が大きいものが入っていて・・・

まあそこはうまく疲労を抜きつつ今年の後半や来年につながる基本を身につけようと思います。

 

しかし走り始めてピアノの練習とランニングのトレーニングはよく似てるなあと感じることが多かったのですが、この本を読んでますますそう思うようになりました。

ある日突然ショパンやベートーベンは弾けないのです。地道な練習あってこそ弾けるようになり、感情を込めたり自分で解釈できるようになるのです。

 

ということで次回はこの本で胸に刺さった言葉などを書いてみようと思います。

あ、基本練習はもうスタートしてますよ(笑)

  

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2022年1月26日 (水)

よく寝てよく食べる

フルレースがないとわかってからのポイント練習は気合が入らないものですね・・・。

 

先週末の20km走も予定タイムから1分遅れ、今週のビルドアップに至っては寒さと疲れからか全くペースアップできず、ペース走で終了・・。

なのになんだか疲労が溜まっているようで、心身ともに休養が必要なのかも。と思ったくらいです。

ガチフル向けの練習はもう終了にして、疲労を抜いたら次のウルトラに切り替えていこうと思います。

 

ところで先日沖縄行きの飛行機で機内誌を読んでいたら、エンジェルスの大谷翔平氏のインタビューが掲載されていました。

どうやらテーマは睡眠と休養についてだったようなのですが、彼は疲労回復で重視しているのが「食事と睡眠」だそうで特に睡眠は普段から8時間から9時間は取っているとのこと。基礎代謝量が大きいので食事もしっかり食べないと痩せてしまうんだそうです。

 

印象深かったのは、マッサージなどのケアやサプリなどで効果が出るのはしっかり睡眠を取ったときで、睡眠が足りないといくらスペシャルケアをしても効果が薄れてしまうとか。オフシーズンもとにかくゆっくり休養しているそうです。

 

そういえば、バスケットチームでの実験で睡眠時間を増やしたらシュート率が上がったという研究結果を読んだことを思い出しました。

睡眠は最高のサプリなのかも。この間のJTFで200kmオーバー走った後もとにかくよく寝てよく食べていたのがその後のダメージのなさにつながったのかなあ・・・レースによってはフィニッシュ後すぐに帰らないといけない時もあるのですが、フルや100kmくらいだとそうでもないけれどもっと長いレースはダメージを引きずることがあります。あと何日も寝ないで(または極端に短い睡眠で)走るレースは距離とは別に体内のダメージが大きいのも痛感しています。

大谷選手のインタビューを読みつつやっぱりプロは違うなと思ったけど、いや自分にもできることだよなあと思ったり。

 

1年中オンシーズンなのは身体を蝕んでしまいそうですね・・・というわけで、しばらくいつもよりしっかり寝てしっかり食べようと思います!


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2022年1月24日 (月)

悲喜こもごも

先週いつものように加圧トレーニングに行く途中でニュースを知りました。

 

別府大分毎日マラソン開催縮小のお知らせ

 

というわけで今年もフルマラソンは走れなくなりました・・・残念です。

 

年に1回しか走らないフルマラソン。ちゃんと練習して臨まないと完走もできないので、今回も12月頭からフルに向けての練習をしてました。

週に1回のビルドアップと週末のロング走。

ビルドアップは週ごとに上げるタイム設定で先週まで順調にクリアしてきました。ロング走も設定タイムより早め長めでクリアできていました。

毎年思いますが、ウルトラのペースに慣れてしまった身体にフルのペースを思い出させるのが本当に難しい。

今年は年明けにJTFで200kmオーバー走ったのでさらに難しさが増したけれど、JTFの1週間後の30kmペース走もなんとかクリア。ただやっぱり疲れが残っていて疲労抜きと休養をいつもより増やそうと思っていたところでした。

その後のビルドアップもスピードが戻ってきていてあと2週間!と思っていたのに・・・

 

 

フルの練習は辛いです、きついです。特に今年の冬は寒さが厳しくて顔や頭が寒さで痛い中、北風に向かって走ってきました。

きついけどやらないと完走できない。

そしてあのフルの完走は何者にも代えられない達成感と充実感がある。

だから耐えられるんですよね。負荷も大きいけれど。

 

 

2年前は年末年始に走り込み過ぎて年明けにハムを故障、本番も最初から痛いままなんとか走ったものの不完全燃焼。

それを思い出して走り過ぎないように、2年前より休みを増やしてケアしながらポイントだけは押さえて。

それと1年前から加圧トレーニングの頻度を上げて筋力アップにも努めてきたし。

今年はそれがどう結果に出るか、それも楽しみにしていたので・・・そういう意味でも残念です。

 

 

事務局の方は最大限開催に向けて創意工夫をされていて、何もいうことはありません。

苦渋の決断だったことは参加者にも伝わっているし、直前の大幅変更に今は大変なことになっていると察しています。

だからこそ来年はまた走りたいと思います。また抽選だと思うけど・・・

 

 

そして帰宅したらピンク色の封筒が。

桜咲くのお知らせが来ていて落ち込んだ心が少し癒されました。

とはいえこちらも油断ならないレースなので、引き続き気を引き締めて行きたいと思います。

 

 

次の大会は3月の超ウルトラになりますが、ここで戻ってきたスピードを台無しにしないようにもう少し負荷は下げますが練習続行で行きます。

200kmレース走ってもしっかり疲労を抜けば、ペースがガクッと落ちることはないと今回わかったのが収穫だったかな。

レースはないけど今週はどこかで「ソツケン」やります。


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2021年12月27日 (月)

今年の大会

年末になったら一気に寒くなった東京です。

昨日今年最後の大会「年の瀬マラソンin所沢」が無事開催され、前年より多くのランナーや応援者、見物客で賑わいました。

今年は寒くてマスクランもそれほど苦じゃなかったけど(去年は辛かった・・・)すっかり感染症対策に慣れて大会に参加できるようになったなあと感じる年末でした。

 

もうすぐ2021年も終わろうとしていますが、情報が錯綜して混乱状態にあった2020年より色々ありながらもこんな生活を受け入れ始めてきたのが2021年だったかなあと感じています。

仕事もすっかり週1出勤、あとは在宅勤務が定着したし(今後はどうなるかわかりませんが・・・)でも部署によって対応は多少違うにしても在宅勤務が普通になってきたように思います。またフレックスや業務時間が非常に自由度がアップして、朝7時から仕事して夕方前には帰る人など働き方自体が柔軟性を持ってきた今年でもありました。

 

私も出勤は先週で今年は終了し、合間を縫って大掃除も少しずつ進めていたおかげでゆっくりした気分で動画配信とか観てます。そう、テレビがつまらなくて本当に一部の興味ある番組しか観なくなったからなあ・・・。しかもオンタイムで観ることなんてほぼないですもんね。

 

と、そんな今年はぼちぼちと大会も開催されてきて2020年より走れたかな?相変わらず中止の大会も多いのですが、主催者によっては前向きに対応してくれたり工夫を凝らして開催に漕ぎつけてくれました。本当に感謝です。

 

・1月 JT200km DNS

・3月 小江戸大江戸235km 29時間36分47

・4月〜5月 川の道フットレース DNS

・7月 戸田彩湖8時間走 83.3km

・7月 JT 24h 161km

・8月 かりのみち145km+α 26時間29分

・9月 箱根駅伝一筆書き220km 28時間41分

・10月 津南ウルトラ100km 11時間6分12

・10月 東京ウルトラ106km 12時間47分

・11月 瀬戸内行脚230km 30時間23分

・12月 年の瀬マラソン30km 2時間34分

 

こんな感じでした。2つDNSになってしまったのは残念・・・あとエントリーしていたものの中止になったもの、年に1回しか走らないフルも開催されず今年はフルがゼロでした。後半小規模なものを含め走れるようになったのはよかったですね。2020年とは大違いです。例年よりは少ないですが、まあ適正な本数はこのくらいなんでしょうね(笑)

 

来年2022年はすでに3本は大会参加が確定しています。短いの、長いの、超長いの(笑)ですが無事開催され、そして自分も走れるといいなあ・・。しかし出るからには完走しないと(汗)すっかりスピードがなくなってしまい焦る日々です・・・。やっぱり大会なくてもスピード上げる練習しないとダメですね。うーん。


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2021年6月 9日 (水)

奥武蔵を走ること

5月は何も書かないうちに真夏のような6月に突入してました。

5月はラン的には何もなく・・・でもすべて近所ランだけだった1年前と比べたら週末ごとに奥武蔵を走っていたおかげで累積標高がだいぶ稼げたし(笑)アップダウンが増えて気持ち的にも楽しかった感じです。まあ仕事のほうはいろいろ紛糾していましたが・・・。

 

先日本来の奥武蔵ウルトラのコースではないところと、いつも走るグリーンラインの一部を走ってからスポーツエイド・ジャパンの事務所に立ち寄りました。おととし以前などは時々グリーンライン上に車を出してくれて給水サービスしてくれていたのですが・・まあ今年はこういう状況なので、よかったら事務所に寄ってねとお誘いされていたので。

 

 

途中ばったり会ったランナーたちと行ってみると出勤日でもないのに主催者である代表やスタッフが飲み物を冷やして待っていてくれました。

去年夏の女子だけトレラン以来かなあ・・・。ほかにもランナーが数名来ていました。

ちょっと給水いただいて失礼しようと思っていたところ、思いもかけずこれまでの大会、今後の大会予定など熱い会話が繰り広げられ結局1時間以上滞在することに(笑)。でも久しぶりにリアルに会う仲間たちとのざっくばらんな話は何よりも心の栄養になりました。

 

 

去年はオンライン飲み会とかメンツを変えて何回か開催されたけど、自宅で本音をいろいろワイワイ話すのも気分が乗らないし、いつのまにかやらなくなってたけど、短時間でも実際に話すってやっぱり大きいですね・・・。話した内容はないしょだけど!(笑)

 

 

毎週のように奥武蔵界隈を走っていると本当に誰かしらに遭遇します。誰も会わない時ってないくらい!

あそこみたいにロードとトレイルが交錯している場所だと、いろんなランナーに会えるんですよね。彩の国の試走が多かったから先月はトレイルランナーに遭遇することが多かったかな。

しかしどんな時も走りこんでる人は走りこんでます!姿を見るとそれだけでわかる。だから会えてうれしい反面、私もちゃんと走らなきゃと引き締まる思いがしたりする。

 

 

まあ日々いろんなことがあります・・・そこそこ人がいるところを走る時は今まで以上に神経使って走ることに集中できない。

ガチフルに向けて必死に走ってた時はすごく集中してたけど、今同じ場所で同じように走っても集中できない。悲しいけど。

でも奥武蔵に来るとそれがない。

限りなく自分自身と奥武蔵の緑と、それだけに意識が向けられて忘れかけていた走る楽しさを思い出せる。

 

 

そんなわけで今週末も来週末もたぶん走ってます、あそこで。

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2021年4月14日 (水)

熊谷から秩父の記憶

小江戸大江戸が終了してまた平和なのんびりした日々が戻ってきました。

のんびり、はランだけで(笑)在宅勤務が減って出勤が増えて忙しくなり、あまり走ってなかったというのもあるかな。

1年前の今頃は完全在宅勤務で、人がいないところを探してひっそりジョグってる毎日でした。

 

 

普段のジョグは薄っぺらいアディゼロをメインに履いてますが(Onも履いてますが、これはどっちかというとフルとかのほうが向くタイプでした)

次の川の道はスピードは必要ないので安定感のあるシューズにしようと新しいのを久しぶりに買ってみました。

といっても2年前の川の道でも同じのを履いてたんですけどね。

いつも軽いシューズに慣れているので重さに慣れない・・・。あ、小江戸大江戸も古いアディゼロで走りました(笑)

 

 

慣らしも兼ねて熊谷から秩父まで走ってみたのは先日のこと。

なぜわざわざここを走ったかというと・・・コースをあまり覚えていないから!(笑)

途中までは覚えているんですが、何しろ2年前に走った時は夜でしかも雨・・・ガスっていたこともあり、景色とかさっぱり覚えてなく。

秩父を過ぎると雁坂など何度も走っているので記憶があるんですけどね。

 

 

しかし熊谷は電車で行くのも遠かった(笑)

ふと走りながら当日の夕食はどこで取るかなあ・・・とか考えたり。埼玉県はまんぼうが施行されると夜8時に飲食店は閉店してしまう。

ってことはもしかしたらコンビニかな・・・。

 

 

熊谷警察署を左折してすごく道が悪くて走りにくかった記憶があったけど、んー、そうでもないなあ。

昼間というのもあるけどやっぱり雨が降っているのといないのとでは違うんですよね。

前面に見える山の景色が素晴らしい!これも夜間の本番じゃ絶対味わえない。

 

 

ふとケモノ臭を感じて脇を見ると黒毛和牛がぞろぞろと!

そういえばどこかのお店に「深谷牛」ってあったけど、これがそうなのかな?

深谷は小江戸でも鶏小屋の脇を通るけど(ブロイラーとかではなくのびのびした高級な鶏!)ねぎといい豊かなところだなあと思う。

 

 

記憶がないといえばアップダウンが結構あったのも忘れていたし、コンビニがずっとない区間もあることも忘れてた。

そしてトンネルの脇道を通ると、下の長瀞岩畳がよく見える!!これはすごい!

本番は真っ暗で石畳が走りにくくて嫌だったのに昼間はこんなに気持ちいいのか・・・。

なんだかすごくもったいないことをしてたような気がしたなあ。

 

 

本当はどこかでおいしいお蕎麦屋さんに入ろうと思っていたんだけど、どこもすごく混んでいて行列が!

車とバイクが多いせいですね。だってランナーは誰もいないもの。

桜もところどころしだれ桜がきれいだったけど、あとはほぼ葉桜。今年は早すぎましたね。

 

 

西武秩父の駅前に着くとあと数分で電車が出るところだったので、そのまま乗って帰宅しました。

秩父からも遠かったな・・・(笑)

 

 

こうして明るいうちに1人で走ってみるのはなかなか楽しいです。

走りながら1人でいろいろ考え事をするのが好きなんです。

で、今回も思ったのがウルトラ、しかも長い距離は個人差が大きすぎて誰の完走記も参考にならないということ。

私も走ると書きますがあくまでも自分の記憶用な感じで、ほかの人には役に立たないなあと思っています。

だって走るの遅いけど休憩が少ない人や、逆に速いけどゆっくり休みたい人、しっかりお店に入って食べたい人、たくさん食べると走れないからこまめに取る人、いろいろタイプがあるから。

1人で走って自分のタイプを探っていくしかない。

あ、私はトイレもそんなに近くないな(笑)

 

 

そろそろまた狭山湖が恋しくなってきました。

暑くなる前に走るかな。

 

 

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2021年3月31日 (水)

筋トレは効果あったかも

先週末、無事「小江戸大江戸200k」が終了しました。去年も今年も開催できた大会なんて奇跡に近い・・・。

これもひとえに主催者側の努力と綿密な計画と賛同して昼夜問わずサポートしてくださったスタッフのおかげ。それに尽きると思います。

参加した私たちも今までとは違うと受け止めて、最大限感染防止に気を付けつつ走ってきました。

そう、これがしばらくは日常。主催してくださったトレニックワールドの皆様に深く感謝!

 

 

ところで前回の記事で筋トレはこの手の大会でも効果あるだろうか?と書きましたが、一定の効果はあったようです。

なにしろ今まで参加した超ウルトラの大会の前とは大きく違う環境でした。週末にどかんと走る、試走で超長距離を走る、ゆっくりでも距離を踏む、が今までの練習でした(練習と言えるのかなあ・・・)。それが正反対とまでは言わなくても距離踏まない練習ばかりでどうかなあと思いましたが。

 

 

結論から言うとタイムとかそういうのは関係なく「そんなに変わらなかった」が正直な感想です。

脚は思ったより持って想定内の疲労だったし、ゴール後3日たった今の脚の状況見ても大きなダメ-ジはなく若干むくみはあるかな程度。

足の裏が柔らかくなったのと関係あるかはわかりませんが、足裏、肉刺などの皮膚トラブルはゼロ。以前は肉刺でリタイアしたことがあるくらいなので、これはびっくりです。よくあるクリームも塗らずテーピングもゼロです。

ソックスもシューズも変えていないのでここは明らかに違いました。

 

 

 

最近よく考えるのはそこそこの負担をかけて長年走ってきたランナーは、全員とは言わなくてもそれなりのけがや故障をしてきているということ。

ケアやリカバリーももちろん大事だけれど、そもそも定番だと思っていた練習方法を考え直すのもありなのかなと思っています。

まあ今回の大会はある意味ひとつの実験ではあったけれど、このアプローチも悪くないなと感じたところです。

 

 

肝心のレースレポートは次回からにしますね。

 

 

 

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2021年3月22日 (月)

筋トレは効果ありか?

先月書いた記事に「小江戸大江戸延期」とありますが、どうやら今週末無事開催されそうです。

 

その間あまりにも話題がなくてここもSNSも投稿ネタがなく・・(笑)

すごい山にも登ってないしもちろんレースはないし絶景ランもグルメランもせず。

平日は相変わらず近所をちょろちょろ走り(でも毎日じゃないし・・・)最近はずっと多摩湖・狭山湖がお気に入りで週末は意味なくそのあたりを走っていたり。あ、青梅に卵を買いに2回ほど走っていきました(笑)でもあまりに地味すぎて話題にすることもなかったしなあ・・。

週末は去年11月以来のロングレースなのでまた睡魔との闘いかな・・最近は徹夜というか夜ラン自体レースでしかやらないので、暗い中走ることが久しぶりかな。すっかり夜はしっかり睡眠という人になりました・・。

 

 

で、今日のネタはまだ走ってない小江戸大江戸のことじゃなくて「筋トレ」のこと。

もう何年も前からやってはいるものの、あくまでもランが主体だったので大会前後は休んでいたり、フルシーズンはポイント練習前も休んでいたり。正直真面目にやっていたとはとても言えない感じでした。それでも運動経験がない私にはそれなりに筋肉もついてランに役立ってよかったのですが。

 

 

あまりにも大会ないしたいして走らないし、というわけで毎週きっちり加圧トレーニングで筋トレをするようになったのが3か月以上前のことかな。へたれなので、トレーニング終了の夜から2日間はずっと筋肉痛が続くんですよね・・・(涙)でも速く走るわけじゃないからと筋肉痛と戦いながら週末もなんとか走ってました。正直きつかったです。下半身だけでなく上半身も筋肉痛、腕を振るのも痛くてドMか!と自分に突っ込みいれたくなるほど(笑)

 

 

ところがだんだん慣れてきたのか筋肉痛でも走れるようになり(笑)あと心なしか登りを走るのが楽になってきたのです。気のせいかもしれないけど(笑)しかもさらに気のせいかもしれないけどトレーニングがめっきり楽しくなって、走る時間削ってもトレーニングに行ったりして。

 

 

あとこれも不思議なんだけど足の裏が柔らかくきれいになってきたこと。稲垣すーさんのコンディショニングで足をよく触るようになったときに足裏がかなり変わってきたのに気づいたのです。これもたぶんだけど指を使えるようになってきたからかもしれないです。足指が使えないと母指球あたりに圧力がかかるから硬くなりがちなんですよね。まあこれも普段のジョグ程度じゃ本当にそうなのかわからないんですけどね。

 

 

なので今度の小江戸大江戸ではレースそのものより、自分の脚の動きや足裏などに注目しつつ走ってみようと思います。疲労は・・・200km以上走って疲れないことはないから絶対たまると思うけど(笑)。これで筋トレ効果が感じられたらもっと走るの減らしてこっちにシフトしようかと思います。さてどうでしょうね・・・。

 

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2020年12月16日 (水)

VO2MAX

VO2MAX(最大酸素摂取量)って聞いたことがあると思いますが、だいたい年間でフルの練習をしている時期は高くなります。まあゼーハー追い込む練習をすると上がるので、ウルトラの走りよりはフルの走りが効果があるんですよね。


夏の間は朝ランも走り切るのがやっとでスピードは全然でしたが、寒くなってくると自然と速くなっていきます。と同時にこの数値も上がるのですが。でもでも去年よりやや低いんですよね。追い込む練習が少ないから当たり前ですが。



おまけに今朝も途中キロ430切って走ってるのに心拍数が思ったように上がってない。楽なわけでもないんですけど、ゾーンでいうとゾーン4がない!うーん、これじゃあVO2MAX上がらないなあ〜。



今あげる必要あるの?と聞かれれば、フルの予定もないのにとも思うけど、気温が低い時期だからこそできるトレーニングしないと何もしなければ機能が落ちていく一方ですからね😅



しかしこの酸素を取り込んで身体じゅうの血管に巡らせていくランニング。これ、マスクしてたら全くできません。なので私は人に会わない場所時間帯を選んで思い切り走るようにしてます。練習会にマスクして参加とか、とてもじゃないけど考えられません。でもとある大会の案内に「走行中もマスク着用のこと」とあって、考えてしまいました。

ここまでして走るべきなのか。しなくても走れる環境はある。酸素をなかなか取り込めない状況で走るってすごく体に悪い気がするんですけど。



ゼーハー練習しながら大会をどうしようか迷う日々です。


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