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2022年1月17日 (月)

2022 JAPAN TROPHY FINAL(その2)

まさかの左目コンタクト紛失に呆然とする私に、後ろから来たランナーが声をかけてくれた。

おまけに自分の予備のレンズを使ってください、と差し出してくれた・・・でもこれいただいたらあなたの予備は??

大丈夫ですよ。ありがたくいただいて握りしめて取り急ぎ次に出てくるコンビニを目指す。トイレの鏡がないとつけられない・・。

そんな時に限って全然コンビニ出てこないし。途中わかりにくいところで誘導していた岩本さんと里奈さんに会う。

 

 

やっと見つけてやっとの思いで装着してみたが・・・あれ?ちゃんと入ってる??と思うくらい度が弱かった(苦笑)いや、自分の目が悪すぎるんだけど。でも裸眼よりはマシなはず!とガチャ目のまま走り出す。まあ昼間はなんとかなるかな・・・問題は夜だ。

コンビニ出たところでチームメイトのすぎさんにばったり。彼女もサポートカーに預けてある予備レンズをくれた。みんなレース中なのに優しすぎる。これでリタイアなんて申し訳なさすぎてできないなあ・・。

 

 

相変わらず暑いが海沿いの風景が心地よい。リゾートホテル前を通るとインド人と思われるご夫婦に流暢な日本語で朝の挨拶をされる。なんだか日本じゃないところを走っているような。海沿いを走っていくと道の駅許田が出てくる。折り返しってどこなんだろ・・・

 

 

名護市内に入ると前方から折り返しでくるランナーに会えるようになった。トップグループは速すぎて会えなかったけど結構な人数のランナーにあえてエールを交わす。この折り返しっていいねえ。戻る時もやってくるランナーに会えるし。公園の前ではビニール袋に入った氷をいただく。これから暑い時間帯、しかも左折したら辺野古まで峠越えが待っている。(と、教えてもらった)

 

 

ここの峠越え、地元沖縄から参加のランナーと途中並走して色々コースを教えてもらった。もうすぐ下りになるよ、コンビニは何キロ先にあるよ、とか。左手には桜が咲いていた。どうも沖縄の桜は北の方から咲くらしい。もう桜かあ・・・もちろんソメイヨシノじゃないけど。しかし沖縄ランナーにはこんな天候は暑くないらしく長袖にパーカまで腰に巻いていた。こっちはもっと薄着なのに脱水しかけて手が痺れてるのに・・(笑)

 

 

キャンプシュワブの前はなんとも言えない雰囲気が漂っていた。警備の人たちに軽く挨拶をしながら通り過ぎる。今は選挙戦でさらに違う雰囲気になっているんだろうな・・。その先のコンビニで沖縄ランナーとは別れてその先はずっと単独走になった。

 

 

約100km地点のドロップバッグ預け場所。ここでちょっと休憩。経口補水パウダーを補充したりパンを食べたり。ハンカチタオルも綺麗なのと交換。電池も入れ替えておく。

 

 

さてここからはひたすらひたすら走る。もう海も見えないので地名を見ながらこんな漢字読めないなーとかどうでもいことを考えながら走る。

そうそう、自販機が出てくると飲みたいものがあるかチェックするようになる。が、UCCの自販機が多くてうんざり。もっと違う種類が欲しい。カルピス飲みたいなあとかトマトジュースがいいなとかレモンティないかなとか、頭の中は飲み物のことでいっぱい(笑)みんな言ってたけど自販機脇にゴミ箱がないので飲み終わったらコンビニまで持って走らないといけない。コンビニはゴミ捨てとトイレ休憩と補充でいったい何回寄ったことか。たくさんあるようで欲しいところにはなかったりする。特にバイパスは少ないよね・・・

 

 

それにしても・・・与那原交差点で左折なんだけどその与那原が遠すぎる。途中「与那原23km」ってあるのを見て、えーそんなにあるんだっけ??と思ったけど実際ついてみたら確かにそのくらいの距離あった(笑)石川あたりまではまだ明るかったけどだんだん恐れていた夜がやってきた。約155km地点の2つ目のドロップバッグには22時はとっくに過ぎた時間に着いたかなあ・・・置いておいたゼリーを飲みつつポールとしばらくおしゃべり。この先数軒のコンビニ過ぎて最後にファミマ出てきたらしばらく何もないですからね、と言われる。ドロップバッグ手前のコンビニ寄っておいたのでしばらくは大丈夫そうだったけど、コンビニがなくなったら本当に真っ暗になった・・

 

ここからが睡魔との闘い・・・


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