8時間耐久レースin戸田・彩湖2021
本当に久しぶりにレースを走ってきました。
3月の小江戸大江戸以来ですね。行けなかったり中止になったりだったので。
この通称「8耐」は以前は航空公園で前日の5km・フルと合わせて3種目耐久レースとして開催されていました。
そのころは参加していたのですが、前週に鳥の旅215kmを走るようになるとダメージが大きくてボラにまわるようになりました。
でも今年2大会も返金があり、少しでもSAJに還元できたらなあとエントリーしてみたというわけ。
当日は朝からざんざん降りにもかかわらず多くのランナーが集まりました。
まあ雨くらいで中止になる大会じゃないし、参加者も雨でやめるような人はほぼいないはず(笑)
1周約5kmを8時間ぐるぐる、エイドは2か所。1周の間にアップダウンが3か所あって、それが地味にきつくなってきます。
短い距離のぐるぐるだと精神的にきついけど、この周回はくねくねしてるし変化があって意外と飽きず。おまけに周りのランナーを見てると全然退屈するどころじゃないです。
荷物も持たず背負わず地図も見ないレースは久しぶり(笑)ただ走ればいいというのは練習よりも楽かもしれません。
ただ信号がないからエイド以外休憩はできないけど・・・。
あまり時間走は出ないのですが、それはどちらかというと時間やペースで走るより距離や場所を軸に走ることに慣れているからだと思います。
ガチなフル以外はまずペースを確認することはないので、今回もいつものジョグよりゆっくりめで無理ないペースを見つけたらそのままただ走ります。
ただ1周が長いことを考えると最後の周回は何時だったら行けるかを考えないと。残り2時間くらいになるとその辺を計算し始めます。
今回は午後はマシになったとはいえずっと雨で、気温はそれほどでもないけど湿度が高く、意外と給水してました。
雨でもぬれてるのに汗でもぬれるという(笑)でも晴れるよりはずっといいです。
走ってるうちにどんどん人が少なくなってきます。でも去年8月の時より走ってる人は多い。
最後の1周あたりになると周囲のランナーのペースがどんどん上がっていくのがわかります。間に合うかじゃなくて少しでもタイムも上げることを考えてるんですよね、もちろん。
15分前にフィニッシュ。驚いたことに記録証をもらう長蛇の列ができています。
いかにみんな最後まで走ってたかですよね。素晴らしい。ちょっとこの光景に感動しました。
ぐるぐるは何回も抜かれたり抜いたり並走したりのランナーがいるので、待っている間にもあの人いたなあとかこの人速かったなあとか、もうすっかり知り合い気分(笑)
超ウルトラもいいけど、こういうしっかり走り切るウルトラもいいなあ・・・時間走はまだ苦手意識ありますが(笑)
もう書く必要もないほど感染対策はしっかり、そしてもう当たり前になってきました。
去年はまだ緊張感と違和感が結構あったりしたけど、もう今年は無意識にやってます。もうニュースタンダード。
不必要におびえず、だからといって奢ったりなめたりもせず、オトナが主催してオトナが参加するレースがもはや主流。
なんだかとてもすっきりした気持ちで会場を後にしました。
この大会とは無関係ですが、今年開催予定の「トランスジャパン・アルプスレース」(TJAR)の応募規定や選考会内容を見て、とあるランナーが今時地図読みなんて時代錯誤だと鼻で笑っていたと聞きました。GPSで十分じゃないかと。
そういう基本的なことをおろそかにする人はどこかで奢り高ぶっている。そう感じました。
山じゃなくても基本を軽視する人はどこかで痛い目に遭う。こんな人は大会の感染対策も鼻で笑うんでしょうか。
私は逆に今時そんなことをいう人がいるのかと驚きましたが。
まあそれはさておき、たくさんの友達に会えたのは本当に楽しかったです。ワンウェイだったら何回も会うなんてないしね。
ニュースタンダードでもまた大会が少しでも増えていきますように。
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