2020別府大分毎日マラソン
やっちゃいました。痛い痛いレース。
今年の別大は最初から最後まで痛みと戦う辛いレースで終わってしまいました。時間内完走できたのはもう気持ちだけです(笑)。
メインレースじゃなかったら途中でやめてただろうなあ・・・実際本気でやめようと思ってなんとか思いとどまりました。
思い返せば1月の頭から違和感はあって、でもフルシーズンはウルトラにはないお尻の張りがあるのはいつものことだったので、あまり気にせずケルフケアしてました。それがひどくなったのは本番3週間前に37キロ走った後。あれ?なんか違和感から痛みになってる??完全におかしいと思ったのはハーフのレースの後半。踏み込むと鈍痛を感じるようになっていました。
そこで早めに手を打てばよかったのですが、これまたそのころ仕事で突発事項が立て続けに起こり、治療に行く時間も走る時間もなかなか取れない中、1週間前に10キロ走ってみたら痛みで全然ペースが上げられない・・・自分でケアもしていましたが限界だったようです。
で、たまたまその翌日治療院の予約をしてあったので、もう鍼をブスブス打ってもらうつもりで行ったところ、原因はお尻そのものではなく。
どうやら全体のバランスが崩れてそこに負荷がかかっていたようでした。ちょっとずつ狂っていたのが大きな狂いになるまで放置してしまったんでしょうね。その後少しずつよくはなってきていましたが、さすがに1週間では間に合わなかったようで。
当日はスタートから13度で快晴という暑くなりそうな天気。とにかく走ってみないとわからないのでアップの時に流してみたのですがすでに痛い・・・。もうこうなったら痛いまま走ってみるしかない!
出だし何も考えずに走ってみてだいたいキロ4分半くらい。ただしこのペースでどこまでお尻が持つかはわかりません。案の定だんだんペースが落ちてきました。
それでもハーフが去年から1分くらいしか落ちてないし、このまま持ってくれればベストはもちろん出ないけどそれなりには走れるかも。
しかしそれは甘かった(笑)どんどん痛みは増してきてペースがキープできなくなってきた。おまけに上半身も左側が重くて痛くて辛く、そのうちしびれてきて給水を取ろうとして倒してしまう!なんか言うこと聞かない??どうやら脱水しかけていたようで。
思い切ってペース落としてしっかり給水したらいくらでも飲める!相当脱水してたんですね。それからはエイドごとにがぶ飲み。
30キロ地点で2時間20分くらい。去年より4分くらい落ちてるか・・・なんとかキロ5キープできたらと思っていたけど、もはやジョグペースでも痛くて走るのがやっと。別大は32キロくらいから37キロくらいが1番きつくて心が折れる場所なんですが、もうこれ以上走れないんじゃないかとネガティブモード全開になり。でも周囲ものぼりを歩く人はいてもやめる人なんていない。ジョグでも走れてるなら40キロの関門クリアできれば完走はできる。
辛い2回目の折り返しを過ぎて35キロ通過してふっきれました。とにかく完走だ!途中でやめたら絶対後悔する!この先の住宅街は地元の応援が1番すごいところ。毎年勇気とパワーをもらっていますが、今年も名前を呼んでくれる人、ナンバー呼んで応援してくれる人、とにかくすごい。この人達の前であきらめるわけにはいかない。
40キロ地点を関門7分前に通過できてやっと少しほっとしました。でもそこを少し過ぎたところで倒れてるランナーが。周りが介抱してたけど大丈夫だったのかなあ・・・最終関門はクリアできてるけど。最後の41キロエイドでも給水がぶ飲み(笑)こんなところで今まで飲んだことなかったのに。
痛くて最後のトラックダッシュもできなかったけど、完走できて本当によかったー。しかしお尻が痛い以外はどこもダメージがなかったのが悲しい・・。毎年悩まされる肉刺も今回はまったくできず!(シューズとソックスは変更してません)どこかが改善されるとどこかが引っ掛かり。うまくいかないものですね・・。
いろいろ反省たっぷりなレースになってしまいましたが、来年は気持ちよく走りたいなあ。参加資格が変わらないことを祈るのみです。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント