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2020年2月

2020年2月28日 (金)

2020小江戸大江戸235㎞(~成願寺)

川越について大江戸に出発する前にしておくこと。地図の入れ替え(大江戸のものを持つ)、ボトルに水補給、トイレ。まだ暑くてシャツ1枚。すでにウィンブレは2枚持っていて、もう少し厚手のも用意してきたが持たないことに。なんとSAJの舘山代表がエイドにいてお汁粉をサービスしていただいた。なんか不思議(笑)。甘いお汁粉が身体にしみる。

 

 

川越スタートしてにぎやかな繁華街を抜け川越街道に入る。そこでそういえばジュースがずっと飲みたかったことを思い出した。昼間は水、麦茶、スポドリばかり飲んでいてさすがに飽きてきたところ。最初に見つけたコンビニにさっそく寄る(笑)まだ数キロしか進んでないのに。

リンゴジュースを一気飲みしてついでに牛乳も飲みたかったので手に持ったまま走る。信号待ちで少しずつ牛乳補給。なぜか走ってると牛乳が飲みたくなるんだなあ。去年川越街道は本当にランナーがいなくてさみしかったのに今年は逆に周囲にたくさんいて驚く。そういえば日中は周囲が黒ゼッケン(同じ235を走るランナー)ばかりだったのに、ここに来ると小江戸大江戸のオレンジゼッケンばかり。黒ゼッケンは去年より30人以上増えているらしいので、そりゃあちこちで見るはずだ。

 

 

 

新座に入り英(はなぶさ)ICを抜けてしばらく行くと川越街道も半分きたことになる。さすが直前に試走しただけあって最近走った慣れというものがある感じ。朝霞を過ぎ和光に入ると窪田さんの私設エイド。まだ21時になってなかったが、早めに来てくださったおかげで今年は会えた♬毎年ありがとうございます。軽くつまんでまた走る。確か成増も友達のエイドがあるはず。

 

 

 

と、お鍋を用意しているきどっちたちに遭遇。残念ちょっと早かったみたい。少し話しただけで進むことに。そもそもまだ暑い。あまりに暑いので板橋陸橋過ぎたところでまたコンビニへ。去年は1回しか行かなかったのに行きすぎか・・・(笑)。

コーヒー牛乳を持ってレジに行くと店員さん2人(日本人と外国人)が興味深そうに私のゼッケンを見ている。

「200キロってあるけど本当に200キロ走るんですか!すごいなー」

心の中では「んー、もう少し長いんだけどね」と思ったけど、面倒だったので笑顔を返しておいた(笑)。「飲み終わったらトイレお借りしてもいいですか?」と聞くと「どうぞどうぞ使ってください」ととても親切。お店を出るときにも声援を受ける。いいお店だったな♬

 

 

 

なんだかいつもは長く感じる川越街道があまり長く感じない。川越から次のエイド成願寺まで37㎞あるんだから本当は長いんだけど。ふと信号待ちで思い出して小江戸でいただいたライスジュレを食べてみる。ジェルとは違ってまったりもったりした食感。ちょっと水分ないと取りにくいかも。でも逆にジェルよりコンパクトで重さもないので、携帯するには便利かな。こういうのを試せるのもいいね。しかしこの街道、時間帯で本当に顔が違う。昼間気づかなかったラーメン屋さんにすごい行列ができていたり、今度行ってみようかなとお店チェックもしたりして(笑)

 

 

 

熊野町交差点を右折してやっと山手通りに入る。走りやすいしここに来るとホッとする。あとエイドまで7㎞ほど。そして南下するうちに遠くに高層ビルの灯りが見えてくる。この瞬間が好き。東京に帰ってきた!そんな気がしてテンションが上がる。もうすぐ中野坂上交差点。帰宅ランで通るところ(笑)

 

 

 

右側に竹の壁が見えてきたら成願寺エイド(128㎞)22時59分着。門をくぐるとすでにカレーにいい匂いがしてきた。

 

 

 

 

 

 

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2020年2月27日 (木)

2020小江戸大江戸235㎞(小江戸)

朝8時。ゆるゆると川越をスタート。今年はスタート直前にお寺の境内のトイレに行っておいたため、しばらくトイレの心配なくのんびり走る。

小江戸は試走しないので、走るのは年に1回だけ(笑)。でもなんとなく覚えてる。さすがに7回目ともなると覚えてるか。

 

 

最初薄手のウィンブレ2枚着ていたが早々に脱いだ。まったく風がないし気温が高い。これは暑くなりそう。小江戸が暑いと大江戸で苦労するからもっと寒いほうがいいんだけど・・。平成の森公園を過ぎても風がなく、案の定土手に上がっても無風!過去なかったくらいの好条件かも。

さくら堤公園はもちろん桜の名所だけど、そのそばにある梅が満開!こんなにいつもきれいだったのかな。なぜか今年はあちこちの花や風景が目に入ってくる。

 

 

吉見エイド(21.2㎞)では軽く飲み物だけ。ランナーみんな薄着だ。昼くらいになったらもっと暑くなりそう。

手島エイド(32.7㎞)過ぎてR140に入ったあたりから本格的に暑くなってくる。去年はもう少し風があって走りやすかったが今年はペース考えないと・・・。玉淀大橋を渡ると浄恩寺エイド(51.8km)13時22分。あ、その前に今年もきれいな公衆トイレに寄った。

このエイドはにぎやか!みきにゃんにタピオカミルクを注いでもらった。甘くておいしい!去年と同じくヤクルトもあるし、サンドイッチもおいしい。ここでボトルにしっかり水を補給する。エイドを出るときライスジュレを2ついただく。大江戸で食べてみようかな。

 

 

 

ここから唐子まで意外と好きなところ。登りが続くけど淡々と静かに走れる。でもコンビニは相変わらず少なくミニストップが出てきたらまわりのランナーがみんな吸い込まれていった(笑)。唐子エイドまであと数キロのところで後ろから来たランナーに話しかけられる。

「次のエイドってもうすぐでしたっけ?遠いですよね・・・」そういえば、去年もこのあたりで同じようなセリフを聞いたっけ。浄恩寺エイドから唐子エイドまで20kmあるから最後のほうはまだだっけ?って思いたくなるんだよね。歩道橋が見えたら唐子エイド(72km)15時44分。

 

 

 

今年も竜ちゃんがエイドにいてここの名物肉うどんをふるまってくれる。あと女子限定スイーツも健在♬ここではゆっくり座ってうどんをいただく。食べてみてかなり空腹だったことに気づいた。そして塩分がだいぶ足りないことも。汁がすごくおいしく感じられる。やっぱり相当汗かいてるな。あまり好きじゃないけどスポドリも飲んでおく。さてあと川越まで20kmないよ!

 

 

 

そしてその間、川島ICのあたりにまーさんの幻エイドがある。あの場所にあのあったかいエイドがあるのは本当にうれしい。

今年もまーさん、きくちゃんご夫婦にお友達も加わってもてなしてくれた。元気ドリンクをぐっと飲んで、ねこまんまに仙豆、大根にルイボスティ。どれも手作りでお茶もコーヒーも自分でしっかり入れてくれているもの。ランナーの身体想いのものがたくさん。

まーさんエイドあたりでちょうど17時くらい。ここでライトオンして川越まで。と、雨がポツポツと。確か夕方から雨っていってたなあ・・。

ただポツポツ止まりで降り出すところまではいかなかったのでそのままシャツ1枚で走り続けた。

そうだ!参加賞のチカチカライトをつけようとしたら・・・あれ?ない!どうやら走っている間に落ちてしまったみたい。もう1つつけているので大丈夫だけど・・・去年はつけようとしたら故障しててつかず(その時ももう1つのでしのいだ)今年はスタート前にちゃんとつくのを確認したのに・・・どうもここのチカチカライトとは相性が悪いらしい(笑)。ライト関係は予備があるにこしたことはないといつも思う。特にこのへんお店も何もないから。

 

 

 

 

どんより曇っているからか去年よりだいぶ暗く感じる。でも川越中心地に近づくにつれて雨も止んできたし、で、1回目の川越着(91km)17時59分。さて、大江戸に向けて支度しよう。

 

 

 

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2020年2月26日 (水)

2020小江戸大江戸235km(プロローグ)

3週間前の別大の時にはこんな状況になると思っていなかった。

東京マラソンの一般参加の中止から始まった雪崩のような大会中止。その中開催された今年の「小江戸大江戸」。

自主的に参加しない人もいるだろうと思っていたけれど、当日の朝は毎年の光景と変わらなかった。

日本全国のウルトラランナーが同窓会のように集まるこの大会。フルマラソンのような密集度もないし、5キロごとにあるようなエイドもないし、沿道にたくさんいるようなボランティアもいない(でも場所的に必要なところにはしっかりいてくれた。ありがたい)。

 

 

 

さて、さかのぼって別大後。お尻というか股関節というか痛みや違和感を感じて治療受けつつ、フルからウルトラへ移行していかないといけない。

去年からその間が3週間弱になってしまい、とりあえず1週間後に大江戸のコース変更を含めた約49キロを試走。ただ調子はやっぱりイマイチ。

友達の提案でコースは変わらないが大江戸の残りの部分も試走することになった。3日後に赤羽スタート、レース後半川越まで走ってそのまま川越街道、山手通りを走る。正直大江戸の中で1番嫌なところ(笑)。今年コースが変わったために試走する人が増えたけど、この嫌な部分まで走る人は多くはなかったかな。もちろん毎年全部走る人もいるんだけど。

 

 

 

でもこの嫌な部分の試走がよかった!本番は睡魔で記憶もあいまいな最後の河川敷や川越バイパス、そして本番は暗い川越街道を明るいうちに走ってみたこと。本当は朝霞駐屯地前の道路工事を確認したくて行ったのだけど、距離感覚というか目安が身体にしみこんでよかった。あまり早い時期に行ってしまうと忘れがちだけど、さすが2週間切ったところで行くと気温も含めいろいろシュミレーションができる。

 

 

 

そんなわけで本番の装備。例年と変わらないが思わぬ落とし穴が・・。

2日前にハンドライトのチェックをしてみたところなんと点かない!!やばい、どうする??前日は平日で買いに行く暇もないしそもそも在庫あるかわからないし・・・でAmazonで見てみると最後の1個が!!プライム会員の特典活用して(笑)翌日届けで注文。

その後友達のアドバイスで接点をよく拭いてみたら復活♬もし注文したライトの配達が遅れてもとりあえず安心。と思ったら翌日届いた新しいライトは明るさが全然違っていて(8年前のものはやはり劣化していたらしい・・・)新しく買ったものを持っていくことに。準備や余裕をもってやらないと(汗)。

 

 

 

あともう一つ誤算が。私はザックが苦手で今年もポーチに必需品全部詰め込んで走る予定で入れてみたら・・・スマホがでかい!!

去年10月に買い替えた新しいi Phone11は大きいなあとは思っていたけど、ぎりぎりで実に出し入れしにくい・・。まあ入らないことはないから大丈夫か。(しかし本番は撮影箇所が増えた大江戸で苦戦。出すのも入れなおすのも時間がかかって大変でした・・)

この問題は来年も続くので何か改善策を考えないとだなあ・・・。

 

 

 

結局装備は

・ヘッドライトとハンドライト(必携)

・地図(必携)※小江戸と大江戸で入れ替えるのは例年通り

・スマホ、電子マネー、現金、保険証、クレジットカード、予備電池などなど

・マイカップ(インナーファクトのはたためる上に自立もしてすごくよかった)

・ウィンブレ2枚(厚さ2種類)

・チカチカライト2つ

・反射板2つ

・バフ(ウールのもの)

・ボトル

・サングラス

・目薬

 

 

新たに加えた目薬は去年花粉にやられた経験で持ち、夜中もさしたりしてたけど後述しますが本当に必要な時には暴風でさすことすらできなかった・・・(苦笑)

今年もサプリ、食料などなし。飴はいくつかポケットに入れて時々舐めてましたけど薬なども持たず。テーピングなし、ばんそうこうもなし。

 

 

 

本番については明日以降に続く。

 

 

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2020年2月 6日 (木)

2020別府大分毎日マラソン

やっちゃいました。痛い痛いレース。

 

今年の別大は最初から最後まで痛みと戦う辛いレースで終わってしまいました。時間内完走できたのはもう気持ちだけです(笑)。

メインレースじゃなかったら途中でやめてただろうなあ・・・実際本気でやめようと思ってなんとか思いとどまりました。

 

 

思い返せば1月の頭から違和感はあって、でもフルシーズンはウルトラにはないお尻の張りがあるのはいつものことだったので、あまり気にせずケルフケアしてました。それがひどくなったのは本番3週間前に37キロ走った後。あれ?なんか違和感から痛みになってる??完全におかしいと思ったのはハーフのレースの後半。踏み込むと鈍痛を感じるようになっていました。

 

 

そこで早めに手を打てばよかったのですが、これまたそのころ仕事で突発事項が立て続けに起こり、治療に行く時間も走る時間もなかなか取れない中、1週間前に10キロ走ってみたら痛みで全然ペースが上げられない・・・自分でケアもしていましたが限界だったようです。

で、たまたまその翌日治療院の予約をしてあったので、もう鍼をブスブス打ってもらうつもりで行ったところ、原因はお尻そのものではなく。

どうやら全体のバランスが崩れてそこに負荷がかかっていたようでした。ちょっとずつ狂っていたのが大きな狂いになるまで放置してしまったんでしょうね。その後少しずつよくはなってきていましたが、さすがに1週間では間に合わなかったようで。

 

 

当日はスタートから13度で快晴という暑くなりそうな天気。とにかく走ってみないとわからないのでアップの時に流してみたのですがすでに痛い・・・。もうこうなったら痛いまま走ってみるしかない!

出だし何も考えずに走ってみてだいたいキロ4分半くらい。ただしこのペースでどこまでお尻が持つかはわかりません。案の定だんだんペースが落ちてきました。

 

 

それでもハーフが去年から1分くらいしか落ちてないし、このまま持ってくれればベストはもちろん出ないけどそれなりには走れるかも。

しかしそれは甘かった(笑)どんどん痛みは増してきてペースがキープできなくなってきた。おまけに上半身も左側が重くて痛くて辛く、そのうちしびれてきて給水を取ろうとして倒してしまう!なんか言うこと聞かない??どうやら脱水しかけていたようで。

 

 

 

思い切ってペース落としてしっかり給水したらいくらでも飲める!相当脱水してたんですね。それからはエイドごとにがぶ飲み。

30キロ地点で2時間20分くらい。去年より4分くらい落ちてるか・・・なんとかキロ5キープできたらと思っていたけど、もはやジョグペースでも痛くて走るのがやっと。別大は32キロくらいから37キロくらいが1番きつくて心が折れる場所なんですが、もうこれ以上走れないんじゃないかとネガティブモード全開になり。でも周囲ものぼりを歩く人はいてもやめる人なんていない。ジョグでも走れてるなら40キロの関門クリアできれば完走はできる。

 

 

辛い2回目の折り返しを過ぎて35キロ通過してふっきれました。とにかく完走だ!途中でやめたら絶対後悔する!この先の住宅街は地元の応援が1番すごいところ。毎年勇気とパワーをもらっていますが、今年も名前を呼んでくれる人、ナンバー呼んで応援してくれる人、とにかくすごい。この人達の前であきらめるわけにはいかない。

 

 

 

40キロ地点を関門7分前に通過できてやっと少しほっとしました。でもそこを少し過ぎたところで倒れてるランナーが。周りが介抱してたけど大丈夫だったのかなあ・・・最終関門はクリアできてるけど。最後の41キロエイドでも給水がぶ飲み(笑)こんなところで今まで飲んだことなかったのに。

 

 

痛くて最後のトラックダッシュもできなかったけど、完走できて本当によかったー。しかしお尻が痛い以外はどこもダメージがなかったのが悲しい・・。毎年悩まされる肉刺も今回はまったくできず!(シューズとソックスは変更してません)どこかが改善されるとどこかが引っ掛かり。うまくいかないものですね・・。

 

 

いろいろ反省たっぷりなレースになってしまいましたが、来年は気持ちよく走りたいなあ。参加資格が変わらないことを祈るのみです。

 

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