2019鳥の旅(上円井~笹子峠入口)
上円井(かみつぶらい・山梨県韮崎市)からまた旧道に入り去年まではそのまま直進したのを水路に沿って右へ。
その水路と思われたものが「徳島堰」という330年前に造られたものだったのです(その先の説明書きで知りました)。
江戸は深川の商人、徳島兵左衛門が幕府の許可を得て造ったとか。それほど荒廃した場所だったそうです。実際はすごい水量で発電もやってたくらいです。くねくねと細い道を登ったり降りたり、県道に出たり中入ったりを繰り返し、地図だとここだよね・・・という林道を発見。進んでみると。
あらま。行き止まり。というか草ボーボー(笑)。左に何か建物はあるけど・・私有地??登ってみるとその先は崖。水路の脇は切れ落ちていて道がなく。仕方なくまた戻ってその先の道につながるところから先に進んだら・・・どうやら後で行くとその改めて進んだコースが合っていた模様。
多分ちょっとした線のズレだったんでしょうね。ここは正直旧道ではなく(周囲の家などもみんな新しかった)はるか川の向こうに旧道が見えたけど、主催者はこの徳島堰を見てほしくて設定したんだそう。でもこんなことでもなければ行くことも知ることもなかった道。これがおもしろいところ。
一ツ谷あたりからランナーの姿をちらほら見るように。みんなが走る道に戻ってきたんだな(笑)
塩川橋を渡った先も新しく旧道に入るコースに変わっていて、ここは急坂を登るといかにも旧道の風景が広がっていて、趣がありました。
そこから甲府までは市街地で情緒もたいしてないので飛ばして(笑)今年新しくCPになったスパランドホテル内藤へ。そうそう、甲府はやっぱり暑かった・・。甲府に向かって下って行くとどんどん気温と湿度が上がっていくのがわかるほど。この先の勝沼とかもっと暑いんだよなあ・・。
スパランド内藤は地図では75kmになっているけど友達のGPSではすでに80km(笑)。何時だったかなあ・・・まだ全然お昼には早かったし、着替えも何も持ってきてなかったので、さんざん食べてから再スタート。これから雨が降る予報だからいつもそうだけど着替えてもあまり意味ない。
お昼は去年同様日川高校近くのセブンで。暑かったので冷やし中華を。レモンティ500mlの紙パックを一気に飲めるほど汗かいてました。
ここからが本当に暑いところ。勝沼は両脇を山に囲まれているので、風が全然なくもちろん湿度も高く、おまけにだらだら登りなので辛いところ。毎年ベタ歩きになっちゃうところなのですが・・・あれ?今年はなんか違う。涼しい!!そう、ひんやりした風がしかも向かい風で冷やしてくれるのです。うれしくなってきついところ以外は走って登っちゃう♪いやあハーフの人は涼しくていいなあ(笑)。
CPの近藤勇像(去年は暑くてぐったりここで休憩した)もさっさと通り、ここから笹子峠へ右折するところまで意外と長くてうんざりするのが、今年は新しく旧道が追加されていて。左側の歩道を走りながら右側を探しているとあったあった、急に下るところが。
ただ下って国道の裏側へ回るだけだろうと思ったその旧道が、降りてみたらひっそりと集落があってびっくり!!まさかこの交通量の多い国道20号のすぐ脇にこんな静かな集落があるなんて、来なければ絶対に知ることはなかっただろうなあ・・。武田不動尊もあって今回1番気に行った旧道になりました。しかもここで山梨在住の友達が待ち伏せしていて(笑)冷たいコーラもいただき。ありがたかったし、会えてうれしかった♪
笹子峠へ右折したところで主催者末さんにばったり。ここからも県道ではなく旧道を行くつもりだったので、入口を教えてもらい激坂を登り。でもこの旧道勾配はきついけど県道をぐるぐる行くよりショートカットです(笑)。県道は車用に勾配をゆるくしてるんですね。
合流した後はトレイル入口までロードをだらだら登りますが、走ってみたらこれが意外と普通に走れる。オクムとかより全然ゆるいので、脚がフレッシュだったらもっと速く走れるような登り。今までここ歩いていたけど走ってみたら速くトレイルにたどり着けました。試してみるものね。
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