半分、ふくしま。その1
予定の半分になってしまった「うつくしま、ふくしま。」
ですが、第1回の記憶として綴っておきます。参考になるかは疑問ですが(笑)
9月15日18時南相馬スタート。9月半ばなのですでに薄暗くライトが必要。
今回新宿からの高速バスが首都高事故でまさかの大幅遅延。開会式も出られずコース説明も後半部分。
近くのスーパーで買いこんだお弁当を急いで食べてもう走ってる・・・(笑)
気温は20度くらいだったけど湿度が高く寒い感じはしない。
住宅街を抜けて5キロも行かないうちに登りが始まる。まだランナーは団子状態でにぎやかにおしゃべりしながら進む。ところどころ工事していてちょっと走りにくい。ほぼそのまま進めばいいが、20キロ過ぎの百規の左折は要注意だ。交差点というより橋の手前を曲がって細い道に入る。暗いので一瞬正しいのか悩む感じだ。
21.6キロのCP1相馬市中村城大手門に20時21分着。蒸し暑くて喉が渇いてる。結構な人数で給水に群がる。
でもスタッフの1人が「長い方(250キロ)は結構来てるけど短い方(122キロ)はあまり来てないなあ・・」とつぶやいていた。確かに122キロのブルーゼッケンをあまり見ない。
この先2軒コンビニを過ぎると何もない山の区間に入る。最初に出てきたローソンはパスして次に出てきたセブンに寄ってトイレを済ます。だいたい26キロくらいかな。48.6キロのCP2まではもう何もない。
実際少し行ったところに自販機が2台ほどあったけど、そこから44キロくらいまで自販機ひとつなかった。
このセブンを過ぎるとどんどん登って行く。あとは自動車専用道との分岐に気を付けるだけのはずだが、意外と紛らわしい分岐があって真っ暗なのと何も標識がないのもあってわかりにくいかも。
イメージとしてはCP2まで登ってあとは下り基調という感じだったけどそのへんはかなり違ってた。
もっと手前で登りが終わって平坦になってしまい、その後アップダウンを繰り返したからだ。
44キロあたりの自販機が並んでるすぐ横に私設エイドがいてくれて本当にありがたかった。
とにかく暑くて暑くて、しかも無風でまったく汗が蒸発しない。夜が更けて標高も上がれば気温も下がるかと思ったけど、アップダウンを繰り返しているところからしても大した標高じゃないみたい。
それにしてもCP2が果てしなく遠い・・・・考えてみれば霊山(りょうぜん)は伊達市だ。やっと伊達市に入ってしばらく行くと灯りが見えてきた。
CP2伊達市霊山こどもの村入口(48.6キロ)に23時44分着。ひゃー、3時間25分もかかってる。歩いていないのに(笑)。
ここはしっかり室内で暖かいカレーやおそばもいただける。私はなぜかお勧めのカレーラーメン(笑)。
きれいなトイレもあって助かるが、中は暑い・・。スタッフにはちょうどよさそうだったけど。
この先は60キロくらいと70キロ過ぎにそれぞれコンビニがあるくらい。ただ、実際はここまでより自販機は増えて飲み物に困ることはないくらい。ただしどこも寄らず。
ここから長い下りが続くと思いきや登り返しもあり・・・実のところずっとアップダウン。
しかしこの道は暗さとか補給場所が少ないとかより、路面が悪くて本当に走りにくかった。
歩行者扱いのランナーは歩道または歩道がない時は右側走行するのだけど、この歩道が荒れている、狭い、草だらけ。まあ川の道の石ころだらけの歩道といい勝負だったか・・・。
あまりに走りにくくて車が来ない時は車道に出るものの、ここもなぜか膨らんでいたりして転びそうになる。実際転倒して負傷したランナーもいた。
左手にローソンが見えてくるともうすぐ阿武隈川。ここを渡ってからなぜか差し入れを持って路上に立っている人をあちこち見かけるようになり、梨や桃をいただいた。飲み物を持ってきてくれている人も。
第1回の大会なのにびっくりというかありがたいというか・・・しかも深夜。
ここからは久しぶりの平地。真っ暗からも脱出し普通の道にほっとする。ちょっと福島駅前の道を間違えたけど無事CP3JR福島駅(76キロ)に3時17分着。
この時はこれで前半のひとつの山を越えたと思っていた。それは間違いだったのだが・・・(笑)
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント