コツコツ
例年大みそかはお天気に恵まれますが、今年はどんよりと雪やみぞれが降る天気。
いつもは年末ランとしてトラック100周や変化走などなどやってますが、今年はあっさり引きこもり。
お煮しめを作った後はまったりとしています。
先日レースの振り返りはしてしまったので、ここ最近感じてることを。
ランだけではないけど、ものごとはやっぱり地味で一見つまらない基本的なことが大事だということ。
またそれを続ける意思や自分で練習やレースを考えて実行する「頭」も大事だということ。
ラン歴9年にして痛感していることです。
新聞に体操の白井健三選手が、子供のころやっていたつまらない基本的な動きが実は大事だったと、後になって思うようになったという記事が掲載されていました。
この内容、まるでデジャヴのようです。
確かほかのスポーツで成功している人も言ってました。
これも以前書いたと思うのですが、子供のころスポーツ経験のない私は、同様の経験はしていないんですけど、ピアノをはじめ楽器の練習も同じだと走ってて感じるようになりました。
ピアノもはじめは指の動きを鍛えるような地味でつまらない練習曲ばかり弾きます。
上達するのに時間がかかる楽器ということもあり、その時点で挫折して辞めていく人も多いです。
もしかしたら大人のピアノレッスンはそこにあまり時間は取らないかもしれません。
ですが、その地味な動きの練習がモノをいうようになるのはもっとレベルが進むようになってからです。
テクニック的に難しくなってくると、その頃のコツコツ毎日やってきたことが活きてきて弾けるようになるのです。
そこをやってないと、壁にぶつかって弾きこなせないかもしれません。
ランニングも同じだなあと感じることが多いです。
「走る」って教わらなくてもできるけど、ある一定の距離やペースを越えるには基本力がないと難しい。
いきなりスピード出す練習しても、いきなり距離踏んで走っても、怪我したり伸び悩んだり。
コツコツ身体を作っていかないと先に進めなくなる。
SNSで情報あふれる今ではいろんな練習会があったり練習方法が公開されているけど、その手前のコツコツは飛ばされてることが多い気がします。
来年、レースに出るのはいいけど「コツコツ」を忘れずに。
気持ちよく走れるように「コツコツ」いこうと思ったのでした。
ではよいお年をお迎えください。
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