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2017年11月24日 (金)

大田原で思い出したこと

夢グレの続きを書こうと思ったのですが、昨日は予想以上に周囲に大田原マラソンを走った人が多くて頭がフルになってました(笑)。しばらくそういうことがなかったので珍しいですけど。


11月・12月は関東地方はいくつかフルレースがありますが、陸連公認じゃない湘南国際を除いて、さいたま国際、大田原、つくば、このあたりに参加する人が多いです。
その中で1番制限時間が厳しく参加者も少ない大田原をわざわざ選ぶ人は、わりとシリアスなランナーが多いように思えます。
制限時間は4時間ですが(東日本で女子の国際レースをのぞいたら1番短い?)参加資格に4時間以内走歴は必要ないので、チャレンジしたい人は誰でもエントリーできます。先着ですがあっという間に埋まることもなく(笑)つくばのエントリ-に失敗した人が流れてくることも多いです。


コースがタフだとか風が強いとかいろいろ言われますが、よく比較されるつくばも決して完全フラットではないし(陸橋がいくつかあるし、曲がり角が多い感じです)大田原がものすごくアップダウンがあるかというと、さいたまよりはだいぶ楽なコースだと思います。


参加者は少な目だし、そもそも4時間以内に完走するつもりの人ばかりなのでファンランナーはいません。
(仮装禁止)でも待機場所はスタート・ゴールは近くの暖かい体育館だし、貴重品以外の荷物は置いていっても大丈夫なので荷物預けや引き取りにえんえん並ぶこともないし、トイレも比較的すいてます。
エイドは給水のみですが、全員スペシャルドリンクを置くことができます。


今回初めて参加した友達が「マラソンって陸上競技だったってことを思い出した」とコメントしていましたがそうなんです!!
っていつからマラソン大会はお祭りになっちゃったんでしょうか・・・。仮装パレードでもないんですけど本当は。
真剣に練習を積んでしっかり走って結果を出したい!そういうランナーがチャレンジできるレースが関東には少なすぎ・・・。
というより西日本とどうしてこうも違うのかと思います。
さいたま国際も4時間のままだったら違う付加価値がついたのに。横並びの中途半端なレースにしちゃうから逆に参加者集まらないんじゃないかと思うのですが。


完走率が高いレースを目指すのもありですが、緩いんじゃなくて厳しいところを突破する喜びとか達成感とか、そういう大会がもっとあってもいいのに。
関東でも茨城や栃木あたりは地味だけれど歴史の長い伝統のあるいい大会が多いなと感じます。
いつも思うけど、物産館かと思うようなエイド、有名人のゲストランナー、とにかくらくちんなコース、そういうのをみんなが求めてるわけじゃないし、ランナーが本当にうれしいサービス、やる気が出るようなしかけがほしい人もいるんですよね・・。


あー、久しぶりに大田原走りたくなりました!超ウルトラとの兼ね合いが難しいけど出たいな・・・・。

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