夢グレ2017最後に
日曜もというか週末もいろんなレース満載で・・・。私も真面目に取り組まないといけないなあと身が引き締まることしきり。
あ、その前に未完走記仕上げて反省しなければ・・・(笑)。
前回は106Kくらいにある宇治朝霧橋に夜中1時過ぎに着いたところまででした。
予想外に宇治まで走れなかったことにその先間に合うのか不安どころか絶望感いっぱいな状態。
昼間前後して走ってて疲れた様子だったN井さんが元気にエイドを出ていくのを見ました。
夜になったら復活してきたのかな。あの元気さがうらやましい・・・・。
さすがに本当にもう間に合わない、とうなだれる私にスタッフが言いました。
「大丈夫、この時間ならまだ行けるよ」
え??行ける??CP表には関門時間以外に関門がないCPの通過目安時間(つまりギリギリタイム)が掲載されているんですが、確かにその時間にはまだ余裕がある。
んー、でもここでこの時間でこの先峠4つ超える関門に間に合う気がどうしてもしないんだけど・・。
でも促され、再スタート。眠いとかどこか痛いとかはなく、ただ単に疲れていただけ。
峠に着くまでに駅で2つか3つ分くらい平らな道を行くんだけど、なぜかまったく走れなくなっている・・。
平地なのに走ってもすぐ疲れて走れなくなる。前に2人いたけどとっくに見えなくなっていた。
さみしい深夜の住宅街まで来てさあここから真っ暗な峠だ、で地図と時計を見る。
なんてことだ・・・さっきのエイドからここまでで1時間もかかってる!!
しかもこの先全歩きではとうてい間に合わない・・・・何かがプツリと切れた感じがしてあきらめてしまった。
この先のエイドやCPにいるはずのスタッフから何も連絡も来てないのに、自分からあきらめてしまった。
その後はたまたまコンビニの駐車場に止まっていた個人タクシー(自宅に帰るつもりだったらしいけど)に乗せてもらい最寄りの駅へ。始発までの2時間を駅でうずくまって過ごしていました。
預けた荷物は夕方大阪はスパワールドに届くまで受け取れないので、とりあえずスパワールドまで電車で行って仮眠・・・・ほかに着る服がないので外には出られずスパワールドで他のみんなはどうしたかなあとぼんやりしながら時間をつぶして。
スタッフをしてくれていた友達からは「いったいどうしたの??」という怒りと悲しみのラインが。
そうだよね・・・間に合わなくても2人がいる西笠取には行くべきだったのに。
頭がもうネガティブでいっぱいでまったく前向きなことが考えられなかった。
今頃みんな京都かなあ、淀川かなあ、と思うくらいならあきらめるなよ。自分にそう怒っていました。
荷物を受け取ってその日はそのままスパワールドの仮眠室に泊まり(いい加減スパワールドには詳しくなりました!)でもトップランナーの到着には遭遇できて感動というか尊敬というか・・・。
翌朝は「応援したい!」の一心で288K地点の芦屋公園エイドへ移動。
実はUSJからここまでが制限時間が1番きつくて大変なのです。でもトップ2は元気に到着。結局その時残っていた6人全員が制限時間までに通過していきました。
と、ここで神戸三宮でバーのマスターをしている山田ちゃんとばったり!超久しぶりの再会でした。
彼と私は初めてのさくら道で、今走ってるゴジラさんに引っ張ってもらってゴールした仲間。
そんなゴジラさんやすごいランナーたちを応援に来ていたのです。
その後最後2人のランナーとほぼ一緒に六甲山の登山口まで行って(道は完璧に覚えてました)レジェンドお2人をお見送り。力強く登っていく姿にまたまた感動。そう、こんな距離走った後に六甲山(もちろん山頂まで)摩耶山登って新神戸に降りてくるのです。
次は新神戸と三宮の間の加納町交差点で応援!さすがに疲れた様子のランナーたちですが、びっくりするくらい走れています!
ここで山田ちゃんとお別れしてゴールの長田の鉄人28号へ。
ぷらぷらと懐かしい神戸を散策しつつでした(子供のころはよく来ていました)。
初めて来た長田。鉄人28号は思っていたより大きかった。
次々とランナーが帰ってきます。宇治朝霧橋ですれ違ったN井さんも元気に帰ってきた!
すごいのは3分前に帰ってきたO森さん。途中スタッフから「大丈夫!」といわれてアドレナリン全開!
新神戸から長田まですごい勢いで飛ばしてきたそうで、実にいい顔してゴールしてました。
そしてレジェンドのお2人は制限時間はオーバーしたものの、なかよく最後まで到着!!
強い・・・・その言葉しかない。自分の弱さをまざまざと見せつけられた瞬間でした。
どんな距離のレースでも「もう目標は達成できない」「完走できない」と思って心が折れてそのままになってしまうか、そこを踏ん張って踏みとどまることができるか、同じだなあと感じています。
大きな宿題は来年に持ち越すこととして、今目の前にあることにもあきらめずしがみつかないと・・。
ということで来年への反省を込めて情けないレース記録をしたためてみました。
さー、がんばろ♪
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