夢グレ2017その1
しばらくレースも何もないのでこちらの更新も怠っていましたが・・・(汗)。
感想だけ書いていた夢グレ(関西夢街道グレートRUN)についてもう少し詳細に書こうかと思います。
コースがマニアックだの時間が厳しいだの書いているだけだと、よさが伝わらないと感じたので・・・。
今回でまだ4回目の開催、1回ごとの参加者が30名ほどと知っている人が少ないレースかと思いますが(特に関西ランナー以外)。
異様にリピーターが多いのはなぜかということが少しでも伝われば・・・あ、でも完走できなかった私が書いてもあまり説得力ないかも(笑)。
レースは今年は11月3日の朝7時にスタート。過去完走者は1時間遅れの8時スタート。
タイムリミットが5日の17時なので、7時スタートの人は58時間、完走者は57時間が制限時間になります。
非常にユニークなのが一度約250Kくらいの大阪スパワールドで足止めされること。
ここの関門が4日0時なのですが、その前に到着した人はこの0時を過ぎないと再スタートできません。
なぜならこの先約21キロ先の天保山渡船場で船に乗るから!!その始発が朝6時半で、その始発に乗れない人はアウトになります。で、降りた先からの関門がまたすごく厳しくなるので、なんとここからスピードレース!
270K近く走ってきてスピードレースって・・・
と、話は飛んでしまいましたがスタートは和歌山県の紀見峠駅。ここからいきなりえげつない急坂ロードを登って(きつくていきなり走れません・・・)ダイヤモンドトレイルの登山路からトレイルに入って行きます。
実は直前の台風で開催の2日前に一部コース変更されまして。変更箇所はスタート前の修正地図で初めて知るという(笑)。
他のレースと違って矢印も誘導もまったくないので、今回も登山路に入る前にすでに3人ロストしていました・・・。
登山路に入っても「あら?この分岐ってどっち??」みたいなところが出てきて、初めのうちはダイトレ知ってるランナーに教えてもらって間違いなく進めたのですが(ってか、ダイトレ初めてって人はごく少数・・・)金剛山まで通過するいくつかの峠や道しるべをいちいち確認しながらの登り・・。
で、その山頂手前も崩落で迂回路へ。この迂回路も元のコースに戻るところがわからなくて他の人と相談しつつなんとか復帰。そもそものルートにも行ったことがないので(笑)戻れたかどうかも危うかったんですけど。
水越峠に向かってさくさくと下山。このあたりまではほぼ予定通り。
あ、ここまで行者杉という立派な杉の木があるところまでは階段地獄でした・・・でも本当の地獄はこの後でしたけど(笑)。
この水越峠にエイドが出たのですが、本来使う予定の東屋も土砂で半分埋まって使用できず。
道端でやってましたが雨じゃなくてよかった。金剛山の山頂付近はガスが出て気温も低かったけど、このへんはお天気でほっとしました。というより予想以上に暑かった・・・。
水越峠からの階段地獄はさっきの比ではなく!!
一気に登れたさきほどの階段よりも傾斜が急で、さすがに途中で休まないと登りきれない・・・。
でも8時スタートの速いランナーさんたちが後ろからガンガンやってきて、さっさと登ってましたけど・・強いなあ。
とにかく制限時間に余裕のない私ですが、苦手なトレイルはほどほどにこの先の長いロードに備えてとにかく間違えないように・・・。と、やっちゃいました!
葛城山山頂にやっと登って向こう側に降りるところがあるかと思いきやそれらしきものがない・・。
「??」と悩んでいたところ登山客のおじさんが声をかけてくれました。(ゼッケンつけてたからですね)
「ダイヤモンドトレールなら元来たルートを下るんだよ」と。
あちゃー。登る必要がないところに登っちゃいました・・・・時間ないのにー。
あわてて降りたからからか降りすぎてしまって行き止まり。
「ここはどこどこ??」と登り返してやっとコース復帰・・・・30分もロスしてしまった!!(涙)
この間に多くのランナーが通過してしまったようです・・・・追いついた女子のYさんに「なぜここに??」と驚かれてしまいました。
まあとにかく進むしかない。女子2人コースを確かめながら進んでいると後ろから8時スタート組数名に追いつかれ。
登りで脚が攣りまくっていた人たちでした(笑)。
この先もコース変更で平石峠からの下山路も通行止めで岩橋峠から下山。でもここでも間違えて先に行ってしまった人が気づいて戻ってくるのに出くわしたり(笑)。
波乱万丈、みんなで枝や倒木で荒れたコースを降りて(でもゴジラさんは飛ぶように降りてた!!)エイドの近つ飛鳥博物館まで大回りのロードへ。やっと1つトレイル箇所が終わった・・・・。
でもこの先も試走できてないのでよくわからない上にコース変更で、Google Mapで確認した画像を思い出しながらなんとかエイドに到着。
とにかく暑くてたっぷり水分補給。ここから信貴山まで竹内街道や住宅街の道を抜けていきます。
このへんも試走しておいた方がいいくらいよくわからない道です。
高井田駅前を過ぎ、セブンイレブンで休憩。この先しばらくはゆるいけどどんどん勾配がきつくなるロードが続きます。このレース、固定エイドはなく車3台で移動しながら58時間ノンストップでサポートしてくれます。
その1台が通り過ぎながら声援を送ってくれました。
つづく
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