2017奥武蔵ウルトラ

今年の６月もオクム（奥武蔵ウルトラ）でスタートしました♪
６月開催になって３年目。今年も日差しはあってもからっとして走りやすいオクムでした。
スタート前から３７度（！）なんていう時期にやっていたとは思えないな・・・（笑）。

しかし今年のオクムは事前に脚の中の疲れが散れないわ、お尻が痛いわで黄色信号だったのに当日の朝にやっちゃいました！
両ふくらはぎがビキビキーっと攣って収縮したまま戻らない・・・。痛くて歩けない・・・・どうする？？
とりあえず手でほぐしつつ急遽ふくらはぎにテーピング。スタートまでにマシになることを祈って・・・。

今年も友達運転のレンタカーで会場入り。とりあえず歩けるくらいになったけど、走れるのかやってみないとわからない・・。同窓会よろしくあちこちでおしゃべりしているうちにスタート。走れないのでほぼお尻の方からゆっくりスタートしました。
こんなに後ろから出るとしばらく渋滞で全然走れないんですね
でも今年はちょうどよかったかも。
ゆっくり平地は走れるけど、登りは痛くて歩くのがやっと。もうすっぱりあきらめて登りは歩きに徹して平地と下りだけ走って最後まで脚をもたせることにしました。
でも急こう配だと歩いても痛かったなあ・・・。苦痛に顔をゆがめながら登ったのなんて初めてかも。

しかしぱきっと晴れた空、湿度も低めで絶好のコンディション。グリーンラインに入るまでは日陰が少なくて暑いけど、それでも以前の暑さから考えたらもう普通の世界。あー、走れてたら最高に気持ちいいんだろうなあ・・・と思いつつ歯をくいしばる。友達の応援を見つけると一瞬辛さを忘れられます。

鎌北湖を過ぎての急こう配も当然歩きますが、ここは歩いても痛くて痛くて。グリーンラインの往路すらもつのかふと心配になってきます。でもここを過ぎれば１番きついところは終わるので、あとは走れるところは走って走れないところはせっせと歩く。
北向地蔵を過ぎるとどこがきつくてどこか大丈夫か、だいたい頭に入っているので結構冷静に。
そしていつものように豊富で、スタッフがあったかいエイドで英気を養います。
初めて参加する人はコースにもびっくりするだろうけど、このエイドにもきっとびっくりなんだろうな。
高山近くになるとトップとすれ違うようになりますが、だいぶ顔ぶれが変わってきたような・・・。
やっぱり６月になってからスピードレース化してるんでしょう。タイムも速くなったけど、ランナーも変わってきたように思います。

ハワイアンなおもてなしの大野峠エイドを過ぎるともうすぐ折り返しの丸山エイド。
今年はかき氷がおいしかった！ってことはやっぱりそれなりに暑かったのかな。過去２回ほど寒くて食べられなくてパスしたこともあるので・・。ビキニの夏姫との記念撮影は今年も列ができてました（笑）。

しかしかばいながら歩いたり走ったりしていたツケか、だんだん下りや平地でも痛くなってきてしまいました・・。
んー、下りが走れないと困るのよー！なるべく衝撃を少なくするようにピッチを小さ目にして走るんだけど、友達にも下りの走り方もおかしくなってると言われてしまいました。
あー、もう後半なんだからなんとか持ってくれー！！
でも辛い思いをして進んでいるのは私だけじゃありません。同じく５月の超ウルトラの疲労で走れなくなっている人、直前にひいた風邪が治らず咳き込みながら走ってる人、激務の中このオクムだけは！と参加して、めまいや体調不良と闘いながらあきらめない人。
大丈夫大丈夫、このまま前に進んでさえいればゴールにはたどり着ける。
みんな背中が語ってる。

最後の清流エイドを過ぎるとあとは最大の下りが待っていて、もうここからはリミッターを外す時。
悲しいかな、リミッター外しても今年はたいしたスピードが出ない。それでもランナーをがんがん抜く。
鎌北湖を通過するとき、３年前土砂降りの中をここで誘導してくれていた亡き友が、ずぶぬれで応援してくれたことを思い出し・・・あれが真夏のオクムの最終回だったんだっけ・・・とも思いだし。
最後の最後まで手を抜かず気も抜かず、今回持ってる力は絞りだせました。
ゴール後は立っていられないくらいきつかった。
９時間過ぎてオクムワーストをたたき出してしまったけど、５回目の完走なんとかなりました。

まあいろいろな意味で反省点たっぷりなレースになってしまいましたが、１番回数出てるのもこのオクム。
きついけど楽しい。楽しいけどきつい！（笑）
来年ももちろんがんばります。あ、その前に脚をどうにかしないと・・・