2017鳥の旅を走ってみて
先週金曜の夜中からスタートして、下諏訪から日本橋浜町公園まで216㌔(217㌔という話も??)走ってきました。
そう、去年も走った「鳥の旅」です。
いつもなら普通にレース記として書くのですが、時系列に追うよりいろいろ道中感じたことを書きたいなあと思い、どう走ったかの詳細は割愛したいと思います。
第1回の昨年は、メインの国道20号に加えて危ないところは旧道、あまりこだわりなく走る感じになっていましたが、今年は深夜とかは20号でもいいけど基本的に旧道を走るところは旧道。2つの峠もトレイル。
より昔の人がたどった道に近くなりました。
それでも初日深夜の長野県内の旧道は本当に真っ暗で(去年えらい目にあいました・・・)パスし、山梨入ってからはうっかり過ぎてしまったところを除いて旧道を走りましたが、きつかった・・・。
去年は初日が大雨で気温が低く走りやすかったのに対して、今年は夜でも比較的気温高めだったし、体力を消耗した人も多かったです。
でも1分1秒を争うレースではないので(なにしろスタート時間がバラバラ。最大2時間差ですから・・・)初めてレース中に温泉に入ってみたり、コンビニでさっと補給ではなくきちんとお店に入ってしっかり定食食べたり、今までの自分のレースとはちょっと違う感じ・・・。そうそう川の道っぽかったですね!(川の道ランナーが多く参加してたというのもあるかも)
本当に強い人はしっかり走りながら自分なりの楽しみを見つけています。
ちょっとグルメ旅には向かないんだけど(営業時間と合わないことが多い・・・)旧道や史跡や自然を味わいながら余裕を持って走ってる。そんな印象を受けました。なんというか、超ウルトラの上級者ですね。
私はそんな余裕はなく(笑)でも初めて熊の後姿を見たり、夜中にうめいてる声、ガサガサする音におびえたり、睡魔に耐えられず軒先でひっくり返って寝ていたら雨が降ってきて目が覚めたり(笑)いろいろあってまた経験値が上がったかなあ。
これ、たった216㌔でしょ?と思われるんですが、 小江戸大江戸に12㌔加わったものではないです。なんというか距離の問題じゃない。同じ距離走っても濃密さが違う、そんな感じです。
で、この小さなレースを魅力的にさせているもの・・・それが寝ずに支えてくれるサポートスタッフ(ほとんどがウルトラランナー)と参加している心からウルトラを愛するランナー。それを応援しに何十㌔も走ってしまう応援ランナー。その濃いつながりなんですよね。
時々レースで見られるトゲトゲしたところやギスギスした雰囲気、そういうものが一切ない。
しかもついつい予習・復習したくなる魅力的なコース(笑)。だから参加しちゃうのかな。
来年はもう少しレースも絞ってと本気で考えてますが(嘘じゃないよ)これは絶対残すレース。もし走れなければサポートしたいレース。今年もそんなレースに参加できて本当、幸せでした♪
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