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2016年7月23日 (土)

第1回みちのく津軽ジャーニーラン~金木町

亀ヶ岡遺跡(79,4キロ)を出たのがだいたい午後4時くらいだったかな。
とにかくひたすらこの道を北上していきます。次のポイントは国道339号との分岐点。
ほぼ20キロ以上このまま。で、本当に何もありません・・・。
88㌔あたりにやっとサンクスが出てきて飲み物も食べ物も補充。
気温は23度くらいと低いけど、湿度がほぼ100%みたいな状態なのでとにかく水分がないともちません。
しかもなかなか蒸発しないから補給が難しいです。
サンクスは結構な人数のランナーでにぎわっていました。ここまでほとんどいなかったのにみんなここで休憩してたんだな。
私は長居はせずにさっさと行きます。できればライトを使う前にレストポイントの鰊御殿(107.3㌔)にたどりつきたい。
結構厳しいかな・・。


1人で走っていると前方に見覚えのあるシャツを着た人が。
鳥の旅で一緒だった(と言っても会えなかったんですけど)Hさんでした。
ここからしばらくHさんとお話ししながら走ることになりました。
単調な道なのでうれしいです。

Hさんとはいろんなウルトラ話などをして淡々と走っていました。
ペースが同じ感じでとても走りやすく私は助かりました。さすがベテランランナーです。
国道339号との分岐を過ぎると、折り返してくる速いランナーとすれ違うようになります。
そこになんと女子ランナーが!速い!!しかもすごいスピードとストライド。パワフルな走りに圧倒されてしまいました。


しかしなかなか鰊御殿が出てきません・・・・と、向こうから友達が走ってくる。
おー、元気そう!でついでに鰊御殿の場所を聞いてみるとすぐそこらしい。
下りて登ってやっと到着!19時40分。時間かかったなー。でもここの関門は0時なのでかなりの余裕が生まれました。
まずは腹ごしらえ。いくらごはんとしじみのお味噌汁!このお味噌汁がしみてうまーい!
特に汗かいてるのでこういう汁物は本当助かります。

実はここは2回通過することになっています。ここからCP6小泊津軽の像(112.5㌔)で折り返してまた戻ってくるのです。約10キロ。
Hさんは2回目に戻ってきたらここでしばらく仮眠して再スタートすると言っています。
そう、ここはお風呂も入れるし布団があって仮眠できるのです。
でもそんなつもりのない私は靴下とTシャツの替えしか預け荷物に入れてないしなあ・・・。
まずはHさんと一緒にCP6を目指します。途中で真っ暗な峠を右折するのですがこれまた間違えて直進してしまう人続出。
まさかここで街灯もない峠を越えることになるとは思ってもいなかったけど、歩くことなく走り切ります。
峠を下ると唐突にサークルKが出てくるんですけど(笑)その先の住宅街が意外とわかりにくくて、実は肝心の像も暗くてまったくわかりませんでした(笑)。

2回目に鰊御殿に戻ってくると今度はまことちゃんカレー、サラダ、フルーツポンチ。あっさり完食。今回も食欲は旺盛です(笑)。
仮眠するHさんじゃないけど、少しここで休憩して行こうかなあ・・・と思っていたら、次のCPまで30キロ以上ある上にまたまた関門が厳しいことが判明。
明るくなるまで仮眠すると朝8時の関門に間に合わなくなる恐れがあり!
しかもスタッフから「この区間、ひとつもコンビニないですよー」のとどめの一言!
帰りの飛行機の時間に追われる私は早々にHさんと分かれて鰊御殿を後にしたのでした。

この先の31キロが1番辛い区間でした・・・・・
深夜、雨は激しくなったり小雨になったり、でも止まず。両側がうっそうとした森の中を歩くと怖いのでひたすらとにかく走り続けます。意外とアップダウンもあるけど、幸いなことに深夜で車がめったに来なくてその点は危なくなくて助かりました。
時々自販機が出てきて、トイレは道の駅十三湖温泉と駐車場と2か所だけ。
いつまでたっても「金木町」が出てこず、やっとあと5キロくらいのところで「斜陽館」(有名ですよね)の看板が出てきた時はほっとしました。
CP7斜陽館の前の「金木町観光物産館」(148.1㌔)に到着。まだ2時半になっていませんでした。

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