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2015年12月17日 (木)

3年前の防府マラソン

気づけば12月も半ばを過ぎてしまいました。


フルシーズンまっただ中ということで、私も細々とフルの練習をしています。
で、毎年思うことが「もっと早くやればよかった」(笑)。
のわりに、秋のウルトラが年々遅くなっているので矛盾しているんですけどね。
先月のさいたま国際は現実を見つめるという点で参加して本当によかったです。


走り始めてフルは十数本走りましたが1番記憶に残るというか、気持ちよく走れたのが3年前の防府読売マラソンでした。

このレース、出た時はPBでしたが、その後タイムは伸びたのでそういう意味で気持ちよかったわけではありません。

でも「レースってこういうことなのか」と初めて感じられたレースだったのです。
この防府の前は3月の名古屋ウィメンズ。その間はウルトラデビュー、初めての本格的故障、といろいろあってどう走ろうか思いあぐねていたのです。
名古屋のタイムは3時間35分。目標は330切りでしたが、そこを目指すべきなのか、もう少し上を目指してみるのか、直前走りながらずっと迷っていたのを覚えています。
で、出した結論が「考えずに思うままに走る」こと。
ぎりぎり辛くないペースをできるだけ維持して走る。ペースに自分を合わせるのではなく自分が主体になって走る。
まあ、周囲からはいろいろ言われました(笑)。


いざ本番はハーフで一度時間を確認しただけで、あとは心とカラダが思うまま走りました。
不思議だったのはよけいな考えが何も頭に浮かばず無心だったこと。
まわりにたくさんランナーもいたし(とはいえ、まだ防府も人が少なくてストレスゼロでした)応援の人たちもいたはずなのに何も目に入ってこなかった。それだけ集中してました。
結果はほぼイーブンでしたが、後半風が出てきたのとやっぱり疲れから若干ペースダウン。
でもゴールした時はこんなに楽しくて気持ちいいレースは初めて!としみじみ思ったものでした。
結果は3時間21分で名古屋ウィメンズから14分更新してました。


今でもあんなレースがもう一度したいと思います。
でもいまだにあの1回だけでしたね・・・・
人がわんわんいて走る以外のことに気を遣うようなレースを避けるようになったのはこれ以降かもしれません。

別大は関門が気になってこんなに無心に走れないと思うけど(笑)でもあのレースをもう一度再現したいなあ・・。


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