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2014年5月12日 (月)

超ウルトラを走ったあとは

レース終わって3週間、もちろんごく普通の生活に戻って走る方もだんだん普通に戻ってきました。
しかし急に暑くなってきて(まだ湿度は低いけど)これからしばらく慣らす時期になるなあ、と。
快適な環境にいないで、自然の温度差に慣らすことが真夏の熱中症予防にもなると思っています。

そういえば、こないだ打ち上げでも結構聞かれましたが、レース後の体調の変化とか・・・忘れないように書いておこうかなあ。あくまでも今回の私の場合限定ですけど。

レース中は胃腸を壊すことなく、股関節の痛みと耐えがたい眠気以外は意外と元気だったのですが、思わぬ変化がレース後にありました。
さくら道はゴール後、近くのホテルにバスで連れて行かれて、お風呂に入り着替えてゆったりするのですが。

お風呂は普通に全身きれいに洗って、どこか脚にトラブルないかなあなんて思いながら湯船に入ってチェック。
水風呂があったらアイシングしたかったけどなかった。ま、コールドシート持ってきてるからお風呂上りに貼っておこう。
と、上がって服を着たところでふっと血の気がひいていくのがわかりました。
よく起立性貧血を起こすのですがそれとまったく同じ症状。
倒れそうになるのをやっと洗面所のカウンターにつかまってイスに座りました。
ふと鏡を見たら顔が真っ青・・・・

そういえば、ゴールしてからこの時まで何も飲んでなかったことに気づきました。
ゴール後給水もままらないままバスに乗せられたので、何も水分取ってなかったのです。
落ち着いてから脱衣所にある冷水を何杯も飲みました。ふと見るとその脱衣所には同じようにぐったりしたランナーがあちこち・・。
お風呂からロビーに行く途中の廊下でもぐったりとイスに伏せる女性が。
私も全然冷や汗が止まらず、とにかく水分取ってじっとしてました。送迎のバスが来るまでに落ち着きましたが、こんなことは初めて。
100㌔はもちろん雁坂や萩でもすぐ入浴しましたがこんなことはなかったです。


翌朝同じ民宿に泊まったベテランランナーの方にこの話をしたら、熱い湯船につかるのは気を付けたほうがいいと。
急に血管が広がって脳貧血のような状態になることはよくあるんだそうです。
距離のせいなのか、たまたまのことなのか、そのへんはよくわからないけど、いろんなことがあるなあ、と。
でも同じような女性を結構見かけたということは、長い距離のあとにはあることなのかもしれないですね。

あと、帰宅してから数日は時差ボケのように突然睡魔に襲われることがありました。
夜眠れないとか、寝汗かくとかそういうのはなかったですが、倦怠感に襲われることはありました。
あと、体重と体脂肪率は激減しました。
体脂肪率はむくむと数字的には減るので、よくウルトラのあとにはあったりしますが、私はほとんど見た目はむくまなかったのになかなか体重も体脂肪率も戻らず・・・食べても食べても戻らなかったです。
修復に使われていたのか・・・・


と、目立った変化はそんなところです。
血液検査とかしたわけじゃないから気づかないところの変化はあったかもしれませんが・・。
あと超ウルトラのあとはいつもそうですが、一見筋肉痛も疲労もなくてもアップダウン走ってみると身体の奥底にずーんと疲労がたまっていたりします。
それがなくなるまでは無理せず負荷の軽いラン程度にしてます。

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