また違う旅へ
先週は暑かったり体調いまいちだったりしたけど、今週は超久々皇居でのミドル走(まだBUはできない・・・)や週末の35キロロングや3時間LSDなど、やっと普通に練習メニューがこなせるようになってやれやれ。
次の週末には超ウルトラレースがあるけれど、それ用の練習はまったくしなくて、今やってるのは秋のフルレースのため。
まだまだフル用の練習も序盤という感じで、追い込んだところは全然ないけれど4年以上走ってきてランナーがいろいろ枝分かれしてきてるなあとつくづく感じる。
走り始めのときはおそらくほとんどのランナーが短い距離をやっと走れるようになり、より長くより速くを目指すようになり。
それが次々目標を達成していくうちに、より速さを追求していく人(まあこれはどの種目でもタイムがある限りは無関係ではないけれど)長さを追求していく人、山に入っていく人、より困難なコースに挑んでいく人・・・自分の興味で進んでいく方向が異なってくる。
もちろん1つだけを追求する人ばかりではなく、いろんなものをこなす人もいるけれどその中でも核となる種目はなんとなく決まってる感じがする。
やっぱり圧倒的にフルが強い人は走ってもフルまでの距離が多く、長くても50キロくらいの人が多い。
負荷を考えてあえて走らない(あるいは走っても意味がない?)人もいるし、長い距離は好きじゃない、フルまでで十分という人もいる。
また舗装路をただ単にペースだけ見て走ってるのが退屈で、自然の中を駆け巡るのが好きになってきたという人もいる。これは普段の練習でどういうところを好んで走るかでもわかって、トラックでタイムはかるのが大好きな人もいれば、同じ舗装路を走るにしても旅するように遠くに行くのが好きな人もいる。
で、私。まだまだ自分の好みを探っている途上という感じがする。
この間、ネットで人の感覚でマーケティングする会社が注目されているという記事を読んだけれど、自分がどういうときに感動したか、とか楽しかったかを思い出すと好みがわかってくるかも。
私は1分1秒を縮めた、という数字よりは、自分の脚でどこまでいけるかに興味があるんだと思う。
去年9月、秋田内陸リゾートカップで角館から北に100キロ自分の脚で移動したこと。
あとで地図で見て、言葉では表せない感動があった・・・車でも電車でもなく自分の脚でやってきたんだってこと。
ここがなにかターニングポイントだったのかな。
そんな秋田のウルトラからもうすぐ1年。
もうあれから1年たったのかと思う反面、まだ1年しかたってないという不思議な感覚。
今度の週末は甲府から峠を越えて秩父、正丸峠も越えて川越へ。
またちょっと旅をしてきます。
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