富士登山

今まで実は富士山にはとんと縁のなかった私。
ふもとには何度も行っているものの、「登る」という発想そのものがなかったかも。
走るようになっても、富士山登ったりましてや走るなんて関係ないなあ・・・と思ってた。

が、ふと富士登山競走にエントリーして生まれて初めて富士山のふもとから五合目を走ったのが２週間前。
初めて行った五合目が走っていったっていうのもなんですが・・
そして昨日、週末には必ず富士山を走ってるという友達の企画「富士山ダブルヒルクライム２０１３」に参加！
とうとう山頂を目指すことになりました

名前の「ダブルヒルクライム」からおわかりのように、余裕のある人は五合目から山頂までを１日に２回登りましょう！っていうとんでもない企画なのですが・・・（でもこれやった人７人くらいいたような・・・）
とーぜん私は１回なんとか登頂できたらいいな、で参加しつつも、普通に五合目から行くより下から登ったほうがおもしろいかな、で北麓駐車場から富士登山競走のルートで五合目まで走れるところは走り、歩くところは歩いて登りました。２週間前に同じところ走ったばかりなのに・・・

気温もレースの日より時間が早いせいで涼しかったのに前日に多摩湖周回３時間やったせいか、脚が重い・・。
怒られながら根性で走ってましたけどー。
吉田口の五合目からスバルライン五合目までは結構距離があるんですけど、そこもなんとか走って集合場所に到着♪

主宰のしろさんからスポンサーさんからのいろんな提供グッズを受け取って、いざ山頂へ！
速いメンバーはばーっと走っていってしまい、あっという間に姿が見えなくなり・・・私はしばらく走ったものの、団体客にはさまれてあえなく歩くはめになりました・・・。

ところで世界遺産に登録された今年の富士山は大混雑とか、山頂まで大渋滞とか報道されたおかげで敬遠した人も多かったのか（実際この企画もきっと混んでるから、とやめた人いたし）２週間前と比べると全然混んでない。
まあ普通の状態です。実際この先山頂までのろのろの団体をのぞけばスムーズで渋滞することはほぼなく。
山小屋など空きもある状態でした。なんだかなあ・・・
ま、もしかしたらご来光を見るために午後とか夕方から登る人たちの方が多かったのかも。

しかし五合目から山頂まで６キロしかないっていうのに遠いこと・・・・
普通の木が生えてる山と違ってさすが富士山、岩とか砂利とか溶岩とかが満載で歩きづらいんですねえ。
普通の登山客かた見たら「あんたたち、なんでこんな格好できてるの？？」と思われるような軽装の私たち、わりとひょいひょいと越えていくことができました。やっぱりね、登山はやってないけど、脚力は普通の人よりはあるのでわりと疲れなくいけちゃうものです。あ、軽装と言ってもちゃんとザックに雨具や撥水の上着など装備は持ってますので念のため。

そういえば空気が薄くはなってきましたが幸い高山病の症状は出ませんでした。あ、でも登ってるときすでに手がバンバンにむくんでたんですよねえ。もしかしてこれも症状のひとつ？？一緒に登ってた仲間も若干の頭痛や手のしびれなんかはあったようですが、支障なく山頂到着♪

山頂は１５度くらいでしたが風が強くて体感温度はもっと低かったかも。
八合目から上着をきていたので体温を奪われることはなかったですけどね。途中休憩入れるととたんに寒くなりました。あと座ると脚が固まるので立ったまま休憩してましたね。
おなかがペコペコで（もっと補給物もっていくべきでした、これは反省・・・）軽くガス欠状態だったのでラーメンを完食！汁まで飲み干した♪
せっかくなのでお札も買って記念にしましたー。

お天気もよかったのでその後お鉢めぐりを。
火口をぐるりと走るのですが、予想と違ってかなりのアップダウンおまけに最高に空気薄いのでみんなそうそう走れず・・・しかし今まで見たことがなかった世界でしたねえ。ここは回って正解！

下りはあの有名な砂礫がえんえんと続き・・・・カバーも何もしてないシューズには盛大に砂や石が入り・・・入ったまま最後まで下山～
友達から富士山は古いランシューで行けばいいっていわれていたので、こないだ富士登山競走で使って捨てる予定のうす底シューズで参加したんだけど、そのせいでこんなにすべるんだと思ってました。
が、ＦＢにこのことを書いたら速いランナーたちから次々と古いランシューでいいとか、富士山はターサーで登ってるとかびっくり発言が続き・・・。もしかしたら走り方を工夫すればもっと下りは走れたのかも。
うーん、次回行くときは要検討材料だなあ。

と五合目まで無事下山、その後はさすがにバスで駐車場に戻りました。
いやあ、楽しかったです♪とても１日に２回は登れませんけど。
走るのと違って全身の筋肉使うし、心肺も鍛えられるし、これも練習と思うと夏のスペシャルメニューでいいかも。
企画してくれたしろさん、一緒に登ってくれた皆様、本当にありがとうございましたー。またぜひ