別大の参加要項に思う
今日ふと見たら「別府大分毎日マラソン」のサイトが更新されていました。
まあ毎年2月の第1週の日曜で大きく変更はないだろうと思ったら。エントリーフィーが密かに値上がりしていました。
このレース、持ちタイムによってカテゴリーが分かれていまして、エリート(フル2時間半以内)カテゴリー2(フルサブ3)カテゴリー3(フル3時間半以内)のうち、カテゴリー2が3と同じフィーになったのです。
今年の大会まではエリートと一緒だったのに。
理由としてサイトでは
・カテゴリー2の参加者が増えて待機場所のテント代・バスの費用がかさんだ
とあります。定員がないレースのため、締め切りまでに人数の予測ができないのだと思います。
でもこれはランナーのレベルがアップしてきたということですよね?
抽選でもなく先着でもない、参加者条件が厳しいレースはレベルがあがると当然該当するランナーは増えます。
で、増えた分をどうするか。
・参加条件をより厳しくする(福岡国際)
・カテゴリーの中でタイムが遅い部類に定員を設ける(防府読売)
・人数増はそのまま、値上げでカバー(別府大分)
こんな感じでしょうか。他には元々エリートレースだったのを制限時間を緩め、参加費も上げて性格を変更したというのも多くありますよね。
しかしFBでも書かれていましたが、この別大のカテゴリー2、以前はなかった3とエントリーフィーも同じになっていったい何の違いがあるんだろう・・・と要項をよくよく読みましたが・・・・ないです。
しいていえばスタート時の整列が2は前の方、ということですかね。これじゃサブ3ランナーはがっかりという感じです。
私自身はサブ3でもないし、もともと別大なんて男子オンリーで女子は参加することもできなかったし、緩くなって恩恵を受けてるほうかもしれないけど、それでもなんだかなあという思いはします。
時間内に完走することにも意義はありますが、条件の厳しいレースに出るために切磋琢磨していくというのも大きなモチベーションです。
あのタイムを切ったらあのレースに出られる、あのカテゴリーになる、抽選でもない先着でもない、実力で参加をつかむレースってもっとあってもいいはず。
だってサブ3ランナーが増えてるということは、実力を磨いてるランナーも増えてるということなんだから。
何度も書いているけど、NYCマラソンのように一定のタイムをクリアすれば無条件で参加できる、それ以外は抽選とか目標になるレースってもっとあっていいと思うのですが。
うらやましいことに、その手のレースは圧倒的に西日本が多いですよね・・・東日本なんて女子の国際レース以外ありましたっけ??
制限時間も大田原の4時間が1番短くて、つい先日行われた北海道マラソンも5時間になって久しいですし・・。
なんとなく・・・フルに関心を失っていく気持ちもわからなくないなあ・・・
もっといろんな種類のレースがほしいですよ。
どうせこの先新しいレースが生まれても、「東京」「大阪」の類似なんだろう・・・と思うとがっかり。
当たったはずれた、クリック戦争が増えるだけだもんねー。
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