小江戸大江戸フットレース(小江戸編1)
3月2日朝7時前に川越集合。
小江戸スタートは朝8時なので当日は4時半起きで現地へ。
すでに眠いけど次眠れる日はいつなんだろう・・・とふと思いつつ。
会場の湯遊ランドでは一度91キロで帰ってくるときに使う荷物と、着替えなどが入った荷物と両方預ける。
どうやらお天気はよさそうだけど、埼玉のしかも川越より先に行くし気温もわからないので
長袖Tの上にウィンド、ボトムはタイツはレボリューションにショートパンツ。
イメージは冬のLSDスタイル(笑)。
グレゴリーのルーファスにはハンドライト、点滅灯、スマホのバッテリー、地図、サプリやジェル、ちょっとしたスナック。
小江戸はコンビニもあまりないところが続くのでOS1も1本。
地図は当初パウチして持つとかぶらさげるとか考えたけど、
結局必要なところをたたんでウィンドのポケットに入れることにした。
天気が悪くなりそうならパウチもありだったかも。
ただ実際91キロ走る間に地図を出したのはたった3回で、後半もほとんど出すことはなかったかな。
スタート地点の熊野神社いくまでも記念撮影したり、みんなとしゃべっていていつの間にかスタート(笑)。
川越の古い町並みを通り過ぎるとあっという間に何もない郊外に出た。
確かに風は強かったけどまだまだこのときは普通だった。
しかもすごい集団で全然道はわかってなかったけど(笑)悩むこともなく進めた。
そして風との戦いは15キロ手前の自転車道にあがってからだった。
私はその前の週に東京マラソンにも出ていて、この日も強風で大変だった。
が。
そんなのは比較にならないくらいものすごい風。
ランナーたちの地図がバラバラと飛び、みんなで拾ってあげたり、とにかく歩くのがやっとの中をそれでも走る。
こんなに長い距離の向かい風なんてあったかなあ・・。
一緒に走っていた友達のSくんとは、暴風の中50キロ小金井公園を走ったことがあったけど
こんなに向かい風じゃなかったし、文字通り風で身体が浮いてしまうくらい。
28.1キロの熊谷のエイドについたときはすでに疲労困憊・・・・
ランナーたちはむさぼるように飲む、食べる!!
飲み物は持っていても立ち止まって飲めるような状態じゃなかった。
太巻き、お稲荷さん、バナナにケーキ。まるでオアシスみたい(笑)。
来るランナー来るランナーみんながへとへとになっている。
まだ30キロも走ってないのにー。
今からこんなに疲れていて大丈夫かなあ。
仮装のタイガーマスクもマントをはずして小脇に抱え、デビルマンは背中の羽を折りたたんでた(笑)。
このへんの人たちとは後半の大江戸でも時々会うことになる。
38キロくらいでやっと下に下りるが風が強いことには変わらない。
そしてちょっと異変。
また呼吸器がおかしくなってきた。
どうやら上半身にぎゅーっと力が入った状態が続くとくるようだ。
しばらく歩いて落ち着かせるがなかなか元に戻らない。
それだけ全身に力を入れて踏みしめて走っていたよう。
そしてこれがあとあと響くことになる。
次のエイドまでは23キロある。
相変らず風がすごくて関越の花園ICあたりで目にゴミが入り、涙を流しながらずっと走った。
ほとんど前が見えなくてのろのろスピードになったけど、この国道はとにかく土ほこりとの戦いだった。
今まで視界に誰かランナーはいたのにふと見ると誰もいない。
そこでやっとSくんと地図を広げることに。
もう少し先に玉淀大橋があって左折するとエイドがあることがわかった。
このへんで50キロ。
スタッフの人はところどころに立っていてくれて、特にエイドが近くなると誰かしらいる。
このときもスタッフの人に曲がったらすぐだよと教わる。
やっと51.3キロ。まだ40キロ残ってる。
続く。
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