防府を走って今時のレースを考える

まだ今年は11日もありますが・・・・

シーズン1発目のフルが終わった今、すでに私の中では今年は終わりつつあります（笑）。

あ、いえいえ年末年始の走りこみやる予定なんですけどね。
でもなんとなく気持ちの中では今年を振り返ってる感じ・・・。

あ、そうそう今週末でちょうど走り始めて4年なんですよー。
そういうくぎりもあるので、明日から今年の走りを振り返ってみようかなと思います。

その前に防府の続きを・・・・

実はまったくレースには詳しくない私、この防府も友達に教わるまで知りませんでした。

まあなぜ今回これを選んだかというと、時期がちょうどよかったというのがあって。
11月頭にＮＹＣを走ることになっていたので、次の1本（本命）は11月末では早いと思い。
12月にマジで走れてタイム狙えそうな大会を探してたとき、教えてもらったのでした。

2008年までは制限時間が3時間だったというこのレース、おそらく今まで出たことがないくらいの
ガチなレースでちょっとドキドキしていました。
前泊したのは防府駅前のホテルで、目の前から会場への送迎バスが出てて便利でした。
今回は3人で参加だったのでタクシーでいきましたが。

会場は体育館に荷物もおけて、トイレも多いし終わったあとはシャワーもあるし、
スタート地点の競技場へは歩いて向かい側。
競技場のトラックも直前までアップできるし（川内選手や猫ひろしもいた）
競技場にもトイレはあるし、スタート直前までウォームアップウェアもきていられるし
寒い中えんえん待たされるとか、荷物預けにずっと歩かされるとか
そういうストレスがナッシング♪
女子は全体の1割なので縦に整列で、男子の後ろの方の人よりスタートロスが
なかったと思います。
あ、ちなみにネットは出ません。記録はすべてグロスです。

エイドは5キロごとに給水のみ。
いわゆる給食というものは一切ありません。
他のランナー見てましたが、よく他のレースで見かけるボトルポーチを腰につけた人とか
ポーチにサプリつめた人とか全然見かけませんでした。
速いランナーほど余計なものはつけず、グローブやアームの中に入れて
ささっととっていたようです。
給水も当然ですがみんな取り方がうまく、接触も混雑もなし。
立ち止まってサプリを飲む人もなし。
走りながら妙に感心してました（笑）。

キロ表示は最初からきちんと1キロ表示なのもさすがだなと思います。
余計なものはなくてもタイムを狙って走るには必要十分なものがある。
そんな感じでした。

しかし今日ランネットの大会レポを読んだら高評価の中にも
「人数が多すぎる」「4時間という制限時間を3時間半にしろ」「昔よりお祭りになった」
と高速ベテランランナーから苦言が寄せられていました・・・・。
3時間半の制限時間なら別大があるのになあ・・・・・
ってこれも昔はもっと短かったわけで、不満の声が結構あるのもきいてます。

でももっとエリートのレースの手前に、こういうエリート目指してる人向けの
レースもあっていいと思うのですが。
わざわざ山口までいったわけですが、正直首都圏のレースはどこも混んでいて
制限時間が長ければスピードランナーから初心者までいっしょくたになって
オペレーションが大変になることはわかっているはず。
でも同じようなレースはあと大田原くらいじゃないでしょうか。

市民ランナーも増えて、レベルがまちまちになってくると
それはそれで違う問題も出てくるものです。
こういうシンプルな走るだけのレースというのもあっていいと思うけど
スポンサーとか運営のからみでハデにせざるをえないのかもしれないですね・・・。