体感で自分の走りをする
防府読売マラソン走ってきました。
結果としては3時間21分55秒で大幅PB更新できました。
ウルトラのときは何回かにわけてレースを書いたのですが
フルは短いのでさくっと(笑)。
実はあまり細かいことは覚えていないというのが本当のところでして。
細かいレースの模様よりは、レースを通じて感じたこととか
そういうことを、何度かにわけて書こうかと思っています。
まあ、まずはレースそのものから。
直前のブログでどう戦うか、と書きましたが結局無難には納めず
ある程度勝負してきました。
以下、5キロごとのラップです。
~5K 23:24
10K 23:11
15K 23:36
20K 23:45
ハーフ 1:39:05
25K 23:33
30K 24:09
35K 24:20
40K 24:54
finish 10:43
total 3:21:55
これはグロスなのでスタートロスは数十秒あります。
防府は競技場スタートゴール、コースはほぼフラットですが
後半橋がいくつかでてきます。
今回レースの前に決めていたことはシンプルで
・時計はほとんど見ないで体感で走る
・ペースは少しきついけどキープできる程度をなるべく維持する
これだけでした。
目標タイムは具体的に設定せず、したがってラップも考えず
とりあえず今自分がフルで耐えられるだけの力をできるだけ出していこう。
というのがコンセプトかなあ。
防府というレースそのものについてはまた違う機会に書きたいと思いますが
人数が少なく(2500人強)制限時間が4時間のため、それなりにレースに慣れた人が出ている、
ということもあって最初から非常にスムーズでした。
よく混雑するレースは、まるで夜の皇居のように(笑)人との接触など
気を使うことが多いのですがそういうことは全くなし。
給水もまったく混雑なくすーっと取れます。
これ、私くらいのタイムだとすごく混むことが多くて接触事故が多い部分でもあるんですよね。
と、そういう神経を使わなくてよかったので本当に走りだけに集中できました。
フルのレースでこんなに集中できたのは初めてかも・・・。
まったく周囲が気にならなくて自分だけの世界に入り込めました。
防府はエイドは給水(スポーツドリンク・水)のみ。
招待選手や2時間25分内で走る選手のみ、スペシャルがおけます。
私は一応いくつか持って走ったものの、ベスパハイパーを2個と
普通にオフィシャルな給水だけ。
ジェルは取ろうと思ったのでしが、あまり必要性を感じないまま行ってしまいました。
体感で走ってタイムを気にしないと不思議とイーブンで走れます。
ちょうどうまくスピードに乗っているということかもしれません。
後半落ちたのはアップダウンの部分と、当日朝から痛かった肩のせいで
左腕が痛くて仕方なかったためがあると思います。
あと35キロ過ぎてから呼吸筋が疲労して、呼吸がうまくできなくなりました。
深呼吸しながら走ったのでペース落ちてます。
このへんは過去にもあったので今後の課題ですねえ・・・。
脚が終わらなかっただけに残念。
実はタイムはハーフだけちゃんと確認しました。
そのときに今のペースと体感で走ればこんなタイムでいけるだろうと予測したわけです。
ほとんど予想とおりでした。
この戦略(ってほどのこともないか)がいつもいいとは限らないかもしれません。
特に国際基準である女子の3時間15分とかサブ3狙うとか、厳密なときには
リスキーかもしれないけど、今回の私にはよかったかもしれません。
タイム見て余裕あるからと油断したり、安全はかってペース落としたり
はたまた欲を出してペース上げたり、焦ってしまったり。
そういうことに左右されず自分の走りができたことが、今回のレースの1番の収穫でした。
タイムうんぬんよりも自分で考えて実行できたことがとても満足。
フル11回目にして初めて満足だと思えました。
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