ランナーはセントラルパークを走る

NYでこれを書いてます。

実はおとといブログを書いている途中で例のレースがキャンセルのニュースが飛び込んできて
更新どころではなくなってしまい。
報道でもご存知のように現地時間金曜夕方に中止が発表になりました。
まあこれは天災ですから仕方のないことで、誰が悪いとか何とかという問題ではなく。
でももちろんショックではありました。

その後一気に元気はなくなり、翌朝もだらだらとしていて、でも観光しようという気持ちには全くなれず、
とりあえず滞在しているアパートを出るといきなりランナーに出会い。
あ、走ってる。そう思ってセントラルパークへ行ってみるとたくさんのランナーが走ってる。

コースフラッグもフィニッシュゲートもそのままなのを見て、ふいに涙がこぼれる。
2年前に一度走っているので、ルートをたどるだけで胸が熱くなり。

レース当日の朝もああ、本当にレースないんだ、と暗い気持ち。
でも友人み誘われていたのでセントラルパークへ走りに行ったら。
なんとたくさんのランナーが参加賞のオレンジのTシャツを着て走ってるじゃないですか！
まるでレースのように。中にはナンバーカードをつけてる人も。
そしてお互いエールを交わしながら走る！
気がつくと応援団もいる！私設エイドもある。仮設トイレもある。
本当に大勢のランナーが道を埋め尽くしていました。

なんというか、前も思ったけど走ることに国境ってないんだなあ。
そしてランナーは同じ思いを抱いて集まって来てるのだなあと。
NY来てよかった。
世界中のランナーと一緒に走れてよかった。

明日もセントラルパークの秋を感じに走りに行こうっと。