走れなかった日々
今日で5月も最終日ですね。
いつも元気に走ってる投稿ばかりの私ですが(笑)、ふっと5月・・・・と思うと去年の今頃全く走れず
焦りと絶望の中にいたことを思い出します。
はい、私もいつも今みたいに走れてたわけじゃないのです。
去年は1ヶ月以上運動禁止を言い渡され、何もできない日々が続いていました。
1年たったから書けることですが、去年5月の半ばに入院・手術を余儀なくされました。
故障うんぬんではなかったのですが、当然術後は運動は厳禁です。
6週間禁止と言い渡されました。
脚の故障ならスイムとか自転車などで心肺をカバーしたり、
少しでも落ちないようにできますがそれすらできなかったです。
日常生活をするので精一杯。
秋までレースはなかったものの、春にやるつもりのスピード練習もできなかったし
走りこみのスタートもかなり遅れることになりました。
回復がすごく早かったようで(笑)4週間でのろのろと復活したのですが、
あまりにも走れなくなっていてショックどころかフリーズしてしまうくらい。
10キロくらい走れるようになってから数ヶ月ぶりに皇居を走ってみたら
走り始めのころより走れなくなってました・・・・
脚も重いし、心肺の機能低下はそれ以上。涙が出ました。
1人で皇居で泣いたことを思い出します。
いきなり長距離走ると(走れなかったけど)故障するリスクもあったので
本当に昔に戻ってゆっくり短距離から始めて、真夏もどんなに暑くてもがんばって走りました。
ここで走らなかったら秋はない。そんな気持ちで必死でした。
でも9月の練習会復帰で、今までより遅い組でスタートしてもついていけない。
これはかなり打ちのめされました。
9月なのに。
あんなに8月がんばったのに。
でもそのとき、仲間が「まだ暑いんだから仕方ないよ、大丈夫!」って言ってくれて
ふっと、もう少しがんばろうと思えたものです。
秋のレースは大阪で始まりましたが当時のPBが更新できて、やっと復活できた!と思えました。
こんなことをわざわざ書いたのは、ある程度シリアスに走ってるランナーなら走れない時期が
あることはあって、誰もがいつも万全でいるわけではないことを伝えたかったから。
そして何ヶ月も1年もかけて復活してるランナーはたくさんいます。
1年前を思うと今が本当に奇跡で信じられないくらいです。
でもああいう日々があったから、今もがんばれるんだな。
うん、明日からもがんばっていこう。
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