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2012年1月24日 (火)

走る被災地ランナーたち

もう放送終わっちゃったんですが・・・
こないだ日曜の朝にやってたNHKの「サキどり↑」という番組は
マラソンのスポットを当てたものでした。


題して「3.11マラソン 人はなぜ走るのか」


久々に泣けた番組でした。これはランナーじゃないとわからない感動があったと思います。


被災地で一生懸命がんばっているランナー3人が紹介され。

彼らは震災後大変な思いをしながらも、その後再び走り始め
3月11日の京都マラソン、「被災地枠」で京都を駆け抜ける予定。


しばらく走る余裕も気力もなかった3人が今走りながらつぶやく
言葉に涙。


「走ることで心を落ち着かせてきた」
「走ってるときだけは不安がどこかにいってしまう。なんとかなるって思える」


ランウェアもシューズも何もかもなくしてしまったランナーは
全国のランナーたちから寄せられたものを身につけて走る。


「1人では走れないですよ、仲間と走るから走れるんだ」
「全国のマラソンに出てお礼を言いたい」


どの言葉もランナーだからこそ発せられる言葉で、心にずしっときます。


おととしNYCマラソンを走ったときの事を思い出しました。
あの時はもちろん震災は起きていなかったけれど、
中東で他の世界で戦争は続いていて。
NYCの舞台に立ったとき、とにかく世界中のランナーが
終結して走ってた。
理由もなく感動して泣けました。
平和だからこんな風に走れるんだ。
全身でありがたみを感じて泣きながら走りました。


きっとこの3人もそういううれしさをかみ締めていたのかもしれない。


走るって非常に単純な運動かもしれないけど、でもこんなにも
多くの人を駆り立てて感動させるスポーツでもある。
走ってて本当によかった。

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