NYCマラソン後半
NYCマラソン、いよいよ後半です!
・・・実は朝一度書いたのですが、マンションのメンテナンス
時間にひっかかり、ネットワーク障害で消えてしまいました・・・
なんとか再現しますが・・・できるかな??
と、クイ-ンズからマンハッタンに渡るQueensboro Bridgeからでしたね。
この橋、MAPを見ると1マイルはありません、1キロ以上はあるけど。
でももっと長く感じるくらい辛かった。
すでに24キロ走ったあとの脚にとっては・・・
それまでブルックリンでもクイーンズでも応援がものすごくて
感動に震えつつ、手を振ったりハイタッチしたりと楽しく走り。
本当にいろんな国の人がいるなあ・・・と観察する余裕もあったり。
ところがこの橋にかかったとたん、応援はなくなり
陽も当たらず、ランナーたちは急に無口になって黙々と上っていきます。
息が荒くなってくる音も響くようになる・・・
そして気がつくと歩いてる人続出。
前半飛ばし過ぎて脚をやられちゃった人たちでしょう。
ハイレさんが悪化していた膝が痛くなってリタイアしたのは
まさにこの橋を渡りきったところだったと思います。
いつになったら渡り終わるんだろう・・・・
と思ってマンハッタンに入り、角を曲がるとすごい声援!!
そこで一瞬元気復活します。
が。
その後1st Aveを北上し、ハーレムを抜けてブロンクスまで行くのですが
気のせいか・・・・緩やかなのぼり??
いや、よーく見ると上ってる。
脚へのダメージ、さらに追加・・・・。
しかもこの道、ガタガタ。でこぼこ。
補修がいい加減というか、日本の道のように全体をならしてなんて
いないのですごい凹凸。
車で走ったことがある人はおわかりだと思いますが、
マンハッタンの道、すごいところはすごいですよね。
時々陥没もしてるからよく足元気をつけないと。
岩本さんがおっしゃってた道の脇は走らないようにしてたけど
足首が疲れてきたよー。
と、ハーレム。
初めてハーレムに入ったけど、意外なほどきれいでびっくり。
普通じゃない、ここ。
もちろんこういうケースなのできれいにしてるのかもしれないけど。
そういえば、ブルックリンもきれいな住宅街が多かったし、
NYのあの都会のイメージはほんの一部分だけなのかも。
それからずーっといろんなロックバンドが応援してくれてるんだけど
ロック好きとしてはもうそれだけでウレシイ!
元気出る!
しかもさすが、うまい・・・素人なのに。
なんかNAHAマラソンに似てるなーなんて思ったりして。
そんなこんなでハーレムを抜けてブロンクスへ。
さすがに黒人の人が増えて音楽もソウルフルになってきた。
ブロンクスはほんのちょっと、しかも細い曲がった道で
ちょっと走りにくい。
あ、エイドのこと全然書いてなかった。
結構マメに水とゲータレードのエイドがあります。
ちなみに食べ物系は最後マンハッタンに戻ってきてから
ジェルを配布してたエイドが一箇所、
もっと後半になってバナナのエイドも出現。
でもこれだけなので自分で補給は絶対持った方がいいです。
私は給水で失敗してかなりのタイムロスをしたのが
痛恨のミスでした。
寒くてグローブをしていたのでサプリの封がうまく切れず。
あわてててぬれて半分以上使えなくなったし。
ちなみにハイドレ背負ってるランナーも結構見かけました。
あとボトルに水とスポドリと2種類入れてベルトで
腰につけてる人多数。
ジェルを小分けにしたものを5個もウエストにつけてた人も。
だから給水所に寄らないランナーも多かったですね。
暑くないレースではそういうのもありかも。
給水はいつもロスの原因なので、再考の余地ありです。
で、ブロンクスから再びマンハッタンへ。
今度は5th Aveを南下します。
セントラルパークの脇を通って公園内に入りますが
その前も緩くのぼりが続きます。
しかも道が細くなっているのですごく走りにくい。
疲れて半分くらいのランナーが歩いてるし、
応援者が道にはみ出しているので減速せざるをえません。
やっと公園に入ってほっとします。
すぐ24マイル。
ここは2日前に散歩したところ。
このへんもアップダウンがえんえん続くんですよねー。
公園の緑を楽しむ余裕は・・・・全くなし!!
あ、26マイルだ!あと少し!
が、残りの0.2マイルがこれまたずっと上り・・・・
最後にダメ押し状態!←もう半分ヤケ
スパートかけてるのに、かかってるんだか現状維持状態なのか。
まあ結構抜いたのでスパートかけられたのかも。
最後はサングラスもとってFinish!
はああー・・・・こんなに脚が棒のようになったレースは初めてだ~。
ベストタイムから2分遅れはすごく悔しいけど、
コースのハ-ドさを考えたら健闘したかなー。
それでもやっぱり悔しい、残念。
終わるとヒートシートをかけてくれます。
それに完走メダルもかけてくれます。
ミスNYもメダルかけてましたよ。
そして水、ゲータレード、りんご、パワーバー(リカバリー用)
プレッツェルなどが入ったバッグも。ベーグルもまたもらって食べる。
(いったい滞在中にいくつベーグルを食べたことか・・・)
それから荷物ピックまでえんえん歩きます。
最初に預けたトラックが順番に並んでいるので
自分の番号に行って出してもらう。
このやり方すごくいいと思う。
日本の大きな大会だとみんないっぺんに並ぶから
延々と列ができちゃうんだよねー。
ふわー、とうとう本番終わっちゃった。
今日はここまでー。
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コメント
アップダウンが相当きついんですね。
揖斐川の山道もキツイですから
足へのダメージ実感で分かります。
足が痙攣した人が結構居ましたからね。
読んでると山道思い出します。
ただ、スタートが14℃最高18℃くらいで無風
天候には恵まれました。
投稿: mogu | 2010年11月17日 (水) 21時05分
橋を5つ(しかも1つは3キロ、1キロ以上あるもの)渡り、そのうち4つが後半に集中してるというのが大きいですね。
山のように勾配がキツイということはないんですけど、長く続くといういやなパターンです。
いびがわ、暖かかったんですねー。
逆に暑かったんじゃないでしょうかー?
投稿: けろ | 2010年11月19日 (金) 19時10分