すごいレース、すごい人たち
おっと、すいません8月になってました。
一応8月も暑さと戦いながら走ってますよー。
と、その前にアメリカで開催された過酷なウルトラマラソン
BadWaterを完走された、岩本さんの報告会に行ってきました。
(先週の土曜のことです、アップ遅くなりました~)
私には想像もつかない世界だと思っていましたが、
聞いてびっくり、人間のすごさ、弱さ、いろんな話が出ました。
気温50度の中、217キロを走るこのレース、
山も3つ超えるというアップダウンも激しいコースです。
岩本さんはこのレースのために一度に100キロ走ったり
ハワイで走りこんだり、距離と暑さの対策をされてきたのですが・・・
暑さはそんなものじゃなかったそうです!
ドライヤーの熱風をまともにくらってる感じとか。
走れたのは最初だけ、給水も追いつかず(1マイルごとに大量給水)
かぶり水ならず、氷水をかぶってもすぐにカラカラに乾いてしまう。
まあ年に3回くらいしか雨が降らないところらしいので・・。
脳がストップをかけるんだそうです。
文字通りからだが言うことを聞かないというわけですね。
4分とか7分とか小刻みに睡眠を取ると復活した
そうですが、それは脳が動いて大丈夫と判断したかららしい。
脳ってすごい・・・本当にすごい。
幻覚もたくさん見たそうだし、なにしろ参加者が世界中から
選ばれた80人だけなので、走ってると人がいない。
風の音、水の音、何か動いてる音がするたびに
ほっとしたそうです。
42時間走る間にはもちろん夜もあるんですが、
(それでも40度はあったらしい)
流れ星を見たり、星座を見たりしていたそうです。
しかし世の中すごいレース、すごい人たちがいるもんですね。
あ、この内容だけでいっぱいになっちゃった。
じゃあ私の話はまた今度~。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
岩本さんのブログ見て、
本当に凄いと思いました。
実際のお話も聞きたかったです。
走って居てめげそうになると
岩本さんは。。。
そして、52日間フルを連続で走った楠田さんは。。
村上春樹は。。
ありとあらゆる人を思い出し暑さの中走ります。
で聞いてる音楽は、マッタリと
Spirit of Healing Hawaiiで波の音なんか聞きながら
ここは、ハワイだと言い聞かせながら
暑さで壊れたかもしれません。
投稿: mogu | 2010年8月 5日 (木) 13時48分
いや、実際に映像見ながらのお話でしたがランニングとかレースとかそういう次元の話ではなく。
人間の肉体と精神の極限の話のような感じでした。
今のところはレースでも脚が動かないってことはないけど、こういう人たちが限界に陥るすごいレースが存在することに鳥肌が立ちました。
ほんと、今の暑さなどたいしたことないですよね!
と私も自分に言い聞かせて走ろう!
投稿: けろ | 2010年8月 5日 (木) 17時53分