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2013年6月13日 (木)

飛騨高山ウルトラ100㌔レース後半

54.7㌔のレストを出てしばらくすると100㌔と72㌔の分岐点になります。
72㌔ランナーは左に向かい、100㌔ランナーは右に向かって周回コースに入ります。
周回って何キロなんだ??
ここ以外はまったくコースは同じなので28キロってことか。
実は100㌔の中で1番辛くて苦しかったのがこの28キロ周回でした。


分岐点あたりに私設エイドがあって、カルピスを飲ませていただきました。
その時に「1周目行ってらっしゃい!また会いましょう!」と言われたのでした。
しかしこの先もとにかく全部上り・・・・ひたすらひたすら上り・・・・・・


スキー場で15度だった気温はたぶん30度近くになり、おまけに木陰なし、風なし。
まだまったく暑さに慣れていないからだにはじわじわと効き始め、身体中から水分が抜けていくようでした。
いつになったら上りが終わるのか、いつになったらエイドが出てくるのか。
この周回はだいたい5キロごとにエイドがあったけど、果てしなく遠く感じました。
とにかく水!水がほしい!もう走れなくなり、ひたすら上りを歩いていました。


でも周りを見ると皆歩いています。中には脚を引きずってる人もいる。とにかく歩くにしてもちゃんと歩こう。少しでも速く歩こう。歩いていても人が抜けるくらいでした。
でもそのうちランナーがあまりにばらけて前後に誰もいなくなりました。
ここで倒れたら誰も助けてくれないよなあ・・・とふと前を見ると、FBのラン友の幟が!!
たった1人でこの暑い中を私設エイドをしてくれていたUさんの姿がありました。
もう砂漠の中でオアシスを見つけた感じ!!麦茶とコーラをがぶ飲みして生き返りました。
そしてS君と俊足ランナー君が元気に通過していった話も聞きました。M君の名前が出なかったのが気になったけど・・・。
ここで68㌔くらい。のぼりはまだ続き、70㌔くらいからようやくくだりです。


もちろん下りは走ります!でももはや前半の激くだりをキロ4で走った力は残っていません。
この周回の峠はものすごい勾配じゃないけど、前半で死んだ脚にはとにかくきつかった。
でも少しでも前へ前へ!ガーミンをふと見るとこんなにがんばってるのにキロ5分半くらいしか出てない
いやいや脚はまだ動いてるし、どこも故障してないし痛くもない。
ようやく見慣れた風景になり、周回が終わったことがわかりました。レストと同じところで第4関門(82.7㌔)。


この先は恐怖の千光寺です。
とにかく走れる坂じゃないとさんざん去年の参加者に言われていたところ。
そこまではずっと平坦でてけてけと走ってました。いつ出てくるんだろう・・・そのすんごい坂って・・・

出た!!


無理です・・・・ってか誰も走っちゃいません。
あまりの勾配にまるでトレイルの上りみたいにももに手を置いて上る始末・・・・
前のランナーは時々定期的に後ろ向きになって上ってます。おー、それいいかも。で、やってみたけど下りに効果あっても上りにはイマイチかも。
もうエイドで一気に4杯くらい飲んでも一瞬にして渇いてしまうくらいなのに、エイドはこの坂を上り切ったところにしかない・・。ここさあ、コースにするっていじめじゃん?
やっとこさで上って88㌔。いったん少し下るけどそこからまだまだ上る!!下りになったときはうれしくて泣きそうになったよ、マジで。

ここからゴールまではとにかくひたすらひたすら走りました!!
エイドが3か所あったけど、そこで毎回がぶ飲みしてもう歩かない止まらない。
正直脚は本気で限界でした・・・今まで走ったどのレースより脚が終わってた。初ウルトラの富士五湖で終わったと思ったけど、あんなの甘かったなあと思うくらい。
そしてその初ウルトラで最後歩いたあの悔しさを思い出して㌔6切って走ってました。
この時間帯の72㌔ランナーは100%全員歩いていて、100㌔ランナーも1人いたけどやっぱり歩いていて。
その中を1人で走ってました。自分に負けたくはなかったから。
最後のエイドでおじさんが
「あの山のふもとがゴールだから。あそこまで2キロ走ればいいんだよ」
と言ってくれてふもとだけを見つめて走ったなあ・・・


ゴールの手前で右折すると多くの人たちがおかえりなさい!と出迎えてくれて、ゴールは高山市長さんが1人1人を出迎えてくれました。あー、きつかった。最高にきつかった。
タイムは11時間18分。午後4時過ぎにゴールしたのでした。


つづく。

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コメント

このたびは「飛騨高山ウルトラマラソン」にご参加いただきありがとうございました。
また、完走(快走)おめでとうございます。
十分楽しんで(苦しんで?)いただけたでしょうか(^_^)
詳しくご紹介いただき、感謝いたします。全部読ませていただきました。

昨年に続いて、大会前日のコース説明を担当させていただきました。
ランネットの大会レポでも、割と役に立ったと(一部には面白かった・・とも)ご評価いただき、ありがたく思っています。
周回コースが一番きついですよね。コース設定した本人が言うんですから、間違いありません・・m(__)m

今年は、私自身も写真を300枚以上撮りながら、楽しく72キロを走らせていただきました。
改善が必要な個所は、今後修正していきたいと思います。
来年もぜひご参加ください。お待ちしております。

投稿: 飛騨高山・丸山 | 2013年6月15日 (土) 16時59分

丸山様、コメントありがとうございました!
楽しく苦しんできましたー。
どのランナーもあの周回が1番きつかったと言っていました。だからこそ走りがいがあるということなんですけどね。

エイドの皆さんがとにかく温かく、そしてランナーの気持ちをわかっている対応で、涙が出そうになることもありました。
関係者の皆様に感謝感謝です。ありがとうございました。

投稿: けろ | 2013年6月19日 (水) 09時07分

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