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2012年9月29日 (土)

秋田内陸リゾートカップ100キロチャレンジマラソンその5

やっと最終回かな?もしかしたら・・・(笑)

90キロの坂の前、実は1番辛かったのは脚でも胃腸でもどこでもなく・・・・

「背中」

でした。


相当力入れて走ってたんですかねえ、背中と肩がもうどうしようもなく凝って痛い。
あと腰も疲れてる。


後半エイドで時間がかかってたのは、実はこの辺のストレッチをしてたからなのです。
エイドのたびにやってましたけど、本当に辛かった。
しかしどうして上半身なんでしょうかねー(笑)


今回、上りも下りも自分なりに走り方は工夫しました。
どうしても上りはふくらはぎを使うし、下りは前ももを使います。
フルだったりもっと距離の短いレースでスピードを出すなら
このへんを使うところですが、ウルトラで使ったら間違いなく私なら脚が死ぬ。


なのでなるべく脚は使わず、上りも腰と骨盤、下りも腰を使って走りました。
特に下りは無理やり速度をセーブすると膝にもきます。
多少スピードを抑えつつなるべく負担がかからない走り方を模索したつもりです。
まあだからハムとかが疲れたんでしょうが。
でもふくらはぎを使っていたらもっと走れなくなっていたはず。
このへんはこれからも研究の余地ありかなあ。


あ、話は90キロに戻って(笑)。
目の前に坂が出てきたとき、心のなかで「やったー!」と思いました。
というのもどうみても「走れる」坂だったから!
恐れていたよりもずっとマシな坂だった!
一気に気持ちが明るくなって、がぜんやる気が出てきました。


このころは周囲にもう女性はいず、男性数人とばらばらと走っていましたが
この坂で男性たちはずるずると後退。
たぶん本当に脚が残っていなかったのか、もう坂を走る気力がなかったのか。
なのでこの上りで5人抜きました。
このときも痛感したのが、この程度の坂なら歩くより走ったほうが絶対にいいこと。
トレイルのものすごい坂は別ですが、走れる坂は歩くと絶対に抜かれます。
どんなに遅くコツコツ走っても歩くより速いんです。


このピークを過ぎたらそれこそ本当に下りと平地だけ。
空港の下のトンネルで95キロを過ぎ、その先は眼下の町に向かっていくだけ。
もうこの下りは遠慮せず、走れる限りにがんばって下り、ここでも数名抜き。
その後はゴールまで1人旅でした。
最後の2キロは商店街のアーケードですが、この手前でも2人抜いたかなあ。
あ、その前にまさかの信号待ちがあったんですけどね(笑)。


で、このアーケードに入るときにスピーカーからアナウンスが流れるんです。


「○○からお越しの××さんがアーケードにはいりましたー」


えええー!でっかい声で名前呼ばれてるし!
と思うとアーケードにいる応援の人から一斉に名前呼ばれて応援される!
もうびっくりー!!
1人で走ってたから声援一人じめですよ(笑)。
残念なことに2回目の信号待ちで止められたけど、ずっと声援うけながら曲がる。
と、大太鼓が鳴って出迎えてくれます。


このへんも1人だったので、両脇の声援がすごくてこんなの初めてー!
感動で涙・・・なのかもしれないけど、私は100キロちゃんと走れたのがうれしくて
涙・・・とはならなかったです。
ゲートへ曲がる少し前に、今回一緒に参加した友達が動画を撮りつつ待っててくれました。
やっと知ってる顔に会えて、本当にうれしくてほっとしました。
待っててくれてありがとう!


ということでフィニッシュ!

意外と疲れてなくて元気でしたが、ゴール後もスタッフはいたれりつくせり。
飲み物をもってきてくれる、その後ずっと一緒について誘導してくれる、
すぐに荷物が出てくる、アイシング用のプールやマッサージも完備。
近くの銭湯(もちろん温泉)に無料で送迎してくれる、
きりたんぽ、うどん、おでん、ビール、ジュース・・・と無料でふるまってくれ、
ビールはおかわり自由(笑)。
もう実に見事な運営でした。今まで出た中で最高ですね。


しかし、100キロは辛いけど楽しい。苦しいけどおもしろい。
あの距離と時間の間に、自分の身体や心とずっとむきあい、計画して実行して。
誰も助けてはくれないレースを、どうやって自分で克服していくか。
フルは時間気にして終わるところがあるけど、ウルトラはもっともっと考えて進むところが醍醐味。
今回、自分なりに工夫しつつ、弱い心に少しでも打ち勝てたのが本当にうれしいです。
来年は100キロ以上に挑戦する予定ですが、また違った葛藤があるでしょう。
その葛藤もどう向き合うか楽しみでもあります。


と、いうことで11月4日のNYCに向けて再始動します。

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コメント

お疲れ様でした。次回はサブ10確実ですね!
フルマラソンもかなり速くなってますね。
さすがです!

投稿: ハタハタ君 | 2012年9月29日 (土) 22時29分

コメントありがとうございます。
今回、故障明け間に合わせたい一心で走ってきましたが、実は辛かったとき支えてくれたのは練習してきた脚ではなく、友達の存在でした。
気持ちで走る、というのが少しわかった気がします。
まだまだフルは遅いのですが、今シーズン強気でがんばりたいと思います。

投稿: けろ | 2012年9月30日 (日) 14時56分

なるほどー。『気持ちで走る』事が重要なのですね!ハタハタ君はそんな境地にはまだまだ達しませんが苦しい時ほど諦めない気持ちって事でしょうか??フルマラソンもサブスリー達成しちゃって下さい。ハタハタ君も頑張ります〜

投稿: ハタハタ君 | 2012年9月30日 (日) 18時40分

脚はとっくに終わっていたので、そこを踏ん張れるかどうかは自分の気持ちや強い心にあるような気がします。
とても不思議ですが、「諦めない」と思うと前に進めたんですよ。
サブスリーは無理ですが(笑)、フルも諦めない気持ちでこれから練習したいと思います。

投稿: けろ | 2012年9月30日 (日) 21時30分

けろさん、お疲れさま。
楽しく拝見させてもらいました。
訂正をお願いします。
受付は当日も午前2時からやっています。
もうひとつ、北緯40度です。70度って北極近辺で走ってられない気温だと思います。(笑)

投稿: 五島政博 | 2012年10月 2日 (火) 14時55分

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