« 十日町の小正月最終回 | Main | この冬もお味噌作りましょう! »

January 23, 2011

かつおぶしは悪者じゃない

マクロビオティックはできるだけ動物性を使わない料理です。
最初に習ったときにだしには

「昆布としいたけ」

と言われました。


しかも最初に教わったところでは強固に

「絶対にかつおぶしだけはやめなさい。
だしに動物性を使うのは1番体にきつい。
もうかつおぶしは買わないようにね」


とまで言われました。(本当です)
でも最近本当にそうなのか。
かつおぶしってそんなに悪者なのかと思うようになりました。

しっかりとマクロビオティックをしている人は
外で和食(しかもおかずは全て野菜)をとっても
お味噌汁のだしがかつおぶし使用だと
「ここだめ」
と言っていたりします。

それはうどんやさんとかおそばやさんでも同じで
つゆは普通はこんぶとかつおぶしでだしを取るので
家からおしょうゆを持ってきて、それでおそばを食べるという
なんとも失礼な人もいたようです。

でもよく和食の板前さんがおっしゃってます。
植物性と動物性をあわせることで旨みが生まれる。
どちらかだけだと奥行きのある味ができないんですよ、と。
鎌倉の大好きな和食のお店の方もはっきりと
「だからうちは動物性は否定しません」
とおっしゃってましたっけ。

この組み合わせの絶妙さは、和食だけでなく
料理の進化の過程で生まれたものだと思うし
地方に行けばその土地の魚のだしを使うことは
ごくごく普通です。
それはそうですよね、それこそ地元のものなのですから。

お節料理を作った時も思いました。
だしを利かすこと、砂糖(白砂糖というわけではなく)で
しっかりと甘みをつけることは、何かちゃんと意味がある。
甘みは保存食には欠かせないし、味付けも保存のための
濃さだったりする。
今年のお節は伝統的な味付けで作りましたが
家族にも好評だったし、保存料など使わずに悪くならず
年末年始の知恵だなあ・・・と感心もしました。

そんなわけでうどんの汁やお味噌汁にも
かつおぶしを復活させてみました。
ああ、なつかしい!実家の味になった!
しかも野菜の旨みとすごく調和してる。
本当においしい!

削ったかつおぶしではなく、実家でやっていたように
自宅で削りたいのでまるごと買ってみました。
削り器でその日使う分を削って、新鮮な味を楽しみたいな。

ここのところ、習ったことばかりの頭でっかちで
家で子供のころから親しんできた、
きちんとした家庭の日本の味をおろそかにしてきた
気がして反省しています。
もっと自分で感じて鵜呑みにしないようにしないとね。


今夜もおいしいお味噌汁、作ります。


|

« 十日町の小正月最終回 | Main | この冬もお味噌作りましょう! »

アロマセラピー・ホミオパシー・マクロビオティック」カテゴリの記事

Comments

質ばかりか量も問題
と先月教室で聞きました。
菜食でも沢山食べるのはよくないと、それはそうですよね。
何でもよくないではなく、それこそ伝統は気候風土に合ったものだし大切にしたいこともありますね。
本に書いてあったとか、誰それ先生がこう仰ってたとかは私も卒業です!
ノンクレド、、、これも受け売りか^^
自分の感覚で、家族が幸せを感じるよう私なりのマクロビオティックを探します!

Posted by: junju | January 23, 2011 at 06:30 PM

junjuさん、本当にそうですね。
でも自分で考えたり判断できるのも、勉強したからゆえなんですよね。
誰かが言ったとおりにしてればいいという考え方だと
まるで教科書を丸暗記のようになってしまうんだと思います。

きっと「なぜかつおだしがいけないんですか?」と
聞いても「動物性だから」としか返ってこない気がします。
それ以上のことは「習って」ないから。
なぜだろう??と自分で考えないとなんですよね。

ご家族もjunjuさんも幸せになれるような生活、続けられるといいですね♪

Posted by: けろ | January 24, 2011 at 06:44 PM

けろちゃん、お久しぶり! 私も1年程前から「鰹だし」、復活させております^^。はじめ、故郷長崎の「あごだし」が恋しくて復活!その後「おかかをかきたい!気持ちに駆られ、隅に追いやっていた鰹節器を引っ張り出してきました。 今は体調やお料理に合わせて、それぞれ楽しく使い分けています。           マクロに限らずだけど、主張の強い、「変な人」に遭遇することがあります。そのたび、何年か前の自分も、もしかしてあんな印象を与えてしまってたかも…と、嫌な汗が…^^;。いつしかマクロモンスターになっちゃう人と、極めてもなお存在そのものがヒーラーな人。色々ですよね。学んだことは一つの基準として、幸せな味の記憶を大事にしつつ、自分なりの「いい加減」で楽しく!と思います^^!                              お話は変わるけど、フォーシーズンズのアフタヌーンティー、お茶のお替りができるようになったのね!早速出かけてみようと思ってます!


 

Posted by: tiromama | January 27, 2011 at 12:45 AM

マクロモンスター!!
うーん、確かにいろんなところにいますねー。
もちろん私も危なかったかも、昔は~。
今でも「○○を食べるとこうなります」と言い切っている人には、「人体実験でもしたの?」って思いますけどね。

人間ってひとくくりに語られるけど、誰1人として同じ人はいないんですよね。
だから何がおいしくて何がダメかも違ってくると思います。
だから「絶対にこれ!」というものは存在しないと、今は思いますね~。

フォーシーズンズは、同じお茶ならいくらでもお代わり自由、違うお茶だと別料金になりますよー。

Posted by: けろ | January 27, 2011 at 08:29 AM

子宮疾患でマクロビに入ろうと思っていますが、他のマクロビのサイトでは『マクロビは《中庸》を目指しているので、偏れば身体に変調も起きやすい』と書いてましたよ。

なので、その人はきっと《マクロビアン=ベジタリアン》の括りなのかも…厳密には違いがあるのにね。


Posted by: たこ | October 30, 2011 at 02:17 PM

私は一通りマクロビオティックについては勉強し、きちんとそのルールに乗っ取ってやっていたこともありますが、今は無理やり動物性はNGではなく、おいしく食べたいように食べています。
その記事にも書いたように、もちろん植物性だけでもいいのですが鰹節のように組み合わせることによっておいしさが増すものもたくさんあります。
ただ「動物性は・・・」という理論より、日本伝統のおいしさも追求した食事を味わいたいと思うようになりました。
あと、疾患でマクロビオティックを取り入れる人は多いですが盲信には気をつけてくださいね。個人的には未病にはいいと思いますが、本格的な症状はきちんと医者にかかったほうがいいと思います。過信するとジョブズ氏のようなケースもありますから・・。

Posted by: けろ | November 05, 2011 at 01:17 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 十日町の小正月最終回 | Main | この冬もお味噌作りましょう! »