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December 29, 2010

部屋は心の中を表す

今年もいよいよカウントダウンに入ってきましたね。


ツイッターでもあちこち大掃除や今年流行った「断捨離」に励む
つぶやきが見られました。
前に片付けた私も、まだ手付かずのところに着手したりして
正直、ここ10年くらいで1番モノが少ない状態にまでなったかも。

で、片付けたから思ったわけじゃないんですけど
新聞で失業者の連載を読んでてふと思い出したことがあって。
部屋の様子は本当にその人の心の中を映し出すものなんだって。



最近よく見る「無縁社会」とか「孤立社会」の中で
引きこもってる人の部屋の写真が掲載されていますが
ほとんどがぐちゃぐちゃのゴミ捨て場状態。
お金がないから何もないわけでなく、逆にあふれてる状態。
片付ける気力も心もなくしてる状態。

それを見た時、実はもう10年以上前に同じような
部屋をいくつか見たことを思い出したのです。

1人は学生時代の友人。
就職して学生の時より広い部屋に引越し、
忙しそうに働いてた。
友人数人と一緒に招かれて部屋に入ってびっくり!
床にゴミ、新聞紙、服がばらばらに散乱したまま。
タンスや引き出しには入りきれない服があふれていて
扉が閉まらず服がはさまったまま。
テレビの横には何か月分かわからない古新聞。
でも買ってきたケーキを入れようとしてあけた冷蔵庫には
何も入ってなかった。キッチンは使った様子もなく。

友人たちと絶句したままだったけど、本人は全く気にしてない
様子で明るく笑っていて、複雑な思いで家を後にした。
彼女はいきなり連絡もせずに会社をやめて実家へ帰ったのは
それから数ヵ月後のことだった。

実は仕事もうまくいかず、結婚を考えていた彼には新しい彼女が
できていたというのは後で知ったんだった。
その頃の乱れた心はあの部屋そのものだったのかも。

もう1人はやはり先輩で証券会社で猛烈に働いていた女性。
女性海外勤務第1号にもなり、とにかくオトコには負けないと
連日深夜まで働いて、心を病んで休職していたとき。
「お願いだからうちに来て」
と電話があってあわてて行ったのだ。

その部屋はもっとすごかった。
ゴミの中に引きっぱなしのふとん。
そこで先輩は寝たり起きたりの生活。
髪はボサボサ、パジャマのままでノーメイク。
あんなに颯爽としてた先輩が・・・と泣けた。
聞けばずっと不倫をしていて、妻と離婚して結婚するという
相手の言葉を信じていた先輩は、
大きな冷蔵庫をはじめとした家電、食器や生活雑貨を
2人分用意して待っていたのだ。
でも相手は戻ってこなかった・・・・

その先輩も音信不通になってしまった。
あの乱れた部屋から立ち直れたんだろうか。
今は違う人生を歩いてくれていることを信じているんだけど。

たかが部屋、されど部屋。
日本で「片付けブーム」が起こってるのは、心と関係が深い
んじゃないかとふと思った年末でした。

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