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July 05, 2010

シンプル族の反乱

ふと図書館で見かけて借りてきた本。


シンプル族の反乱」(三浦展著)


シンプル族というのは、団塊ジュニアなどに見られる
無印大好き系のあまり買い物をしない人たちのことをさすらしい。


読んでみて、後半は「うーん」と思うところもあったけど
最近の消費動向が見えておもしろかった。
とはいえ、この本も1年前のなので若干事情が変わってる
部分もあったけれど・・・


201007050836000


団塊の世代以上と団塊世代・新人類・団塊ジュニア・それ以下・・・・
とわけたときの嗜好の違いがおもしろかった。


団塊以上は、「シンプル」をいいことは捉えていず
逆に団塊ジュニアはいいことの証になっている。
意外と興味深かったのは新人類。
バブリーな要素を今でも持っている。
でもこれはなるほどなーと思うことが多いかな。


シンプル族は、モノを所有することに興味がなく
ただうんちくやストーリーがあるものに弱い。
古いものが好きで、ピカピカしたものは好きじゃない。
長く使えるベーシックなものを選ぶ傾向があり、
好きな雑誌は「天然生活」。
服は無印やユニクロが圧倒的な人気。
アウトドアよりインドア。


というのが語りなのだが、アウトドアブームの前に
書かれたこともあって当てはまらないところも
あったり、まあその辺は時代を感じて読み取るとして。

私自身は世代でいえば新人類なんだけど、
中身は新人類じゃないというか・・・
新人類だったけどやめちゃったって感じかな。
仕事柄ということもあって、ブランドものを買ってたときもあるし
スポーツカーでドライブもしてた(笑)。
休みごとにスキーに行き、夜遊びもしてた。
ただ、さんざん遊んだあとにそういう物質的生活に違和感を
感じ始めて、気がついたらすっかり卒業していた。
そんな感じ。

なので周辺の友人たちはどっちかっていうと団塊ジュニアか
少しその上の世代が圧倒的に多い。
同世代はやっぱりバブルを引きずってる人が多くて
ブランド物には相変らず目がない人も多いのだ。
洋服がボディコンシャス系だったり、化粧が濃かったりというのも
どちらかというと同世代(笑)。

著者はユニクロと無印を絶賛しているけど(そんなつもりは
ないのか?)そこまで単純なものではないと思うなあ。
そんなシンプル族への商品企画として、無印+αというのも
結構安易な気がする。
もうそんなの巷にはたくさんあるし、そもそも物質に
興味のない人にそんな商品企画しても・・・とも思う。

ただひとつ言えるなあと思うのは、この風潮は景気とは
関係ないってこと。
これはおととしから感じてたけど、リーマンショックは
追い風にはなったとしても、それがきっかけではない。
ということは、それに全然気づかずに安いものだけを
せっせと世に送り出している会社は
いつか自分で自分の首を締めるんだろうなあ・・・。

同じ図書の棚に、全盛だった頃の百貨店についての
本が数冊あってこれまた時代の流れを感じた。
時代はおもしろいけどせつないね・・・。

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