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December 06, 2008

遺伝子組み換えは思った以上に怖い

昨日の日記で遺伝子組み換えの本のことを少し書きました。


モンサント・ファイル
もうサラダは食べられない


この2冊を読んで、BSE以上の、もっと背筋が凍るような
感覚を覚えました。
なぜもっと日本で大きく取り上げられないのか、
疑問を覚えるくらい、本当に怖い深刻な問題です。


農薬ほど、遺伝子レベルでの農産物の捜査については
ピンとこないものだと思います。
肉眼で見えるわけではないし、ぱっと見た目は同じ。
でも農薬以上に、生物社会に大きなしかも根本的な
ダメージを与える、この遺伝子操作。


それでもまだ安さばかりを追い求めますか?


200812042148000


本の内容を書くと、それこそ1冊の本になってしまうので
要点だけを書きますが、遺伝子操作した作物は何が怖いか。

・まったく無関係な生物の遺伝子を入れられた生物(作物)は
どういう影響を人に与えるか未知数。
突然アレルギーをおこさせるかもしれないし、新たな病気かも
しれない。

・生態系の破壊。そしてそれは1粒の種だとしてももう手遅れ。
回収はできず広がるだけ。しかも調査もされずに市場に出回っている。

・生物多様性の破壊。気候、土などをまったく無視した
同一性の生物ばかりになる。ということは、病気や何かの問題で
全滅する恐れがあり、食糧飢饉が世界的レベルで起こる恐れがある。

もちろん他にももっともっとたくさんの想定される問題があります。
モンサント社をはじめとする、強力な農薬(ラウンドアップ)を
世界中に売りさばく企業は、自社の農薬で死なない作物の種を
世界中にそれこそセット販売しているのです。
一度買ったらもう逃れられない。
買えなくなったら、廃業するしかありません。


しかも、モンサント社はアメリカの政府と強いつながりがあり、
2大政党の天下り先にもなっているらしい。
つまりは政府も強く言えないという、それこそ天下のような
状態になっているということ。
これは心底怖いことです。

じゃあ私たちはどうしたらいいの?

それは、「支持しないこと、買わないこと、儲けさせないこと」
につきると思います。
日本は遺伝子組み換えの表示がされているといっても
少量だったら表示義務はなく、おそらくどう考えても
組み換え作物は使われています。
特に大豆は要注意なので、牛乳じゃなくて豆乳!という人は
本当に気をつけた方がいいかも。
外で「豆乳ラテ」を飲むことは、普通のラテを飲むより
危険なことかもしれないですよ。

もっともっとオーガニックが広がらないと!!
本気で思います!
ちょっと読破は時間がかかると思いますが、興味ある方は
ぜひ上の2冊、読んでみてください!

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Comments

こんにちは!
私は10年くらい生活クラブに入っているせいか、遺伝子組み替えの怖さはずいぶん前から知っているのですが、日本での取り上げられ方はまだまだですね。取り上げられたとしても、「身体に悪いかも」という個人レベルの話にとどまって本当の根深さが伝わっていない気がします。
もっと悪いことに、最近では「アフリカの食糧増産のために改良された品種を」ということで遺伝子組み替え作物を使う事も考えられているみたいで、そんな中、反対するのは筋違いだろうという空気も生まれつつある事です。
・・・とはいえ、私はオーガニックや生活クラブのものでない普通のものも結構食べているので、ずいぶん組換えのものもたべちゃっているんだろうなあ・・・。いくら節約しているつもりでも、オールオーガニックは我が家の経済では全然無理(涙)理想とのギャップに悩みます。
だからこそ、もっと本当のことが広まって、オーガニックとかが普通になってもう少し手に入りやすくならないかなあ。でも、マスコミって結局スポンサーに縛られているから難しいんでしょうね~。
とりあえず、私も本を読みますね。

Posted by: mame | December 06, 2008 at 10:48 AM

mameさん、確かに最近は途上国の食糧をまかなうという
名目のもとでの遺伝子組み換え作物増産がはかられて
いますよね。
でもそれこそ、企業の思うツボだと思うんですが、
誰も何も言えなくなっている状況が本当に恐ろしいです。

全部をオーガニックにすると、食費だけでなくすべてに
お金がかかるのは事実ですよね。
一度慣れてしまった「安さ」から脱却することの
難しさ・・・痛感してますねー。
変な話ですけど、1人1人の食糧消費量がもっと減れば
いいのかもしれないですけどね。
アメリカ人とか食べすぎですから!

スポンサーがらみは大いにありますね。
そんなことしたらつくスポンサーはなくなるし、
すでに広告料激減で苦しんでいるマスコミ関係が
進んでそんなことを発信するわけはないと思います。
ジャーナリズムがそんなことでは困るのですけど。

かなり読み応えのある本ですが、ぜひお休みのときにでも
読んでみてくださいね(サラダ・・・の方が読みやすいですよ)

Posted by: けろ | December 06, 2008 at 11:14 AM

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