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May 03, 2008

タネの話

ハーモニックトラストが届く日曜は、もちろん野菜が楽しみなんだけど
一緒に入ってくる冊子やペラもすごく楽しみ!happy01
野菜を片付ける前に読みふけってしまうことも・・・。


その冊子以外に「トラスト新聞」っていう、まさに手作り風の紙があります。
でもこの1枚が実にいつも奥が深くて、読み応えがあって。
知らなかったこともたくさんあるし、考えさせられることもあるし。


今回の「タネのはなし」もすごく考えさせられた・・・・。


200804272218000


よくVegetable Lifeの方に、ハーモニックトラストの野菜を
紹介してますが、「自家採種」の場合は明記してます。
もちろん市販のタネを使っていることが多いので、
その場合「F1」とかと明記してあるのです。


この自家採種。


書いてしまうとかんたんそうだけど、実にすごい苦労があるそうで。
自分の畑でタネをとろうとすると、何年も何十年もかかるそう。
育った野菜の中で、よさそうなものからタネをとるのですが、
近くから「普通の」農業している畑の花粉が飛んできて
交配しないよう、花に袋をかけたり、虫が花粉を持ってこないよう
ネットをかけたりハウスに入れたり。
こうして採取したタネは慎重に保存するけど、翌年芽を出すかどうか
育つかどうか、賭けみたいなものなんだそうです。


考えてみればそんなリスキーなことやってたら、農家の人は
暮していけないですよね。
だから、ほとんどの人が失敗の少ない無難な安いタネを買い、
大きさも適度に揃った作物を、農薬・除草剤をまいて手間なく育て
農協に出荷して安定した生活をしようとするんです。


しかし。
この市販のタネたちは、人間の欲望のままに品種改良されていて。
放射線をあてたごぼうのタネや、芽が出ないようにじゃがいもに
放射線を当てたり。
早く育つようにとか、食中毒を防ぐために菌がつかない品種とか、
ありとあらゆるタネが作られているのです。
遺伝子組換えとどっちもどっちですよね。


タネを販売している会社としては、育たないタネを売ってしまうと
多額の賠償金を払うことになり、リスクを負わないようにするしか
ないってことらしい。
うーん・・・難しい問題だなあ・・・。


なんか、野菜が芽を出す前の、もっと以前のタネから問題だったとは。
でもここの改善は本当に難しい。
しかも、こういうことを知ってる人って少ないんじゃないかな?


NHKとかでドキュメンタリーとして番組作ってほしいなあ。
民放やスポンサーの関係上、絶対無理だと思うから。
そして、私たちが「都合のいいもの」を求めないことですよね。
自分たちだけに都合のいいものを・・・。


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Comments

こんにちわ、けろさん
実はこの間横浜のナチュラル&ハーモニックプランツで、種の森さんの無農薬のとうもろこしの種を買ってきたばかりなのです♪そしたら買ったその日の放送の鉄腕ダッシュで、DASH村のとうもろこしの保存食作りをしてて、種から育てるところが見れたんです!なんていいタイミング(笑)でもまだ植えていないのです。プランターとか買わなきゃ!
農業でも、大量生産して価格を下げようとするとどうしてもいろいろなところに無理がかかるんでしょうね。わたし達が知らないところで。

>タネを販売している会社としては、育たないタネを売ってしまうと多額の賠償金を払うことになり、リスクを負わないようにするしかないってことらしい。

でも、育てているほうもそのリスクを知っているはずですよね。きっと、本当に自然を相手に仕事をしている方はいつも生き物が人間の思いどうりに育つはずがないのがあたりまえなのに。
求める消費者が自然の道理がわからないからなのか…
やっぱり、消費者がかわらないと、ですね。

Posted by: AORINGO | May 04, 2008 at 07:35 PM

AORINGOさん、プランツって種も売ってるんですかー。
すごいなー、まだ行ったことないんですけど・・(笑)。

これだけ有機だ無農薬だと言われているけど、タネまで
意識はまだいってないと思います。
というより知られてないだけだと思いますね。

首都圏の日経新聞(宅配)に昨日NIKKEI MAGAZINEが一緒に届いたのですが、なんと特集が「タネ」!
その「種の森」さんも紹介されてましたよー。
在来種は交配と違ってたくましいので、肥料が少なくても
よく育つし、虫にも病気にも強いんだそうです。
やっぱり、基本はタネ取りなのかもしれないですねー。

Posted by: けろ | May 05, 2008 at 04:54 PM

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