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September 24, 2007

人は幸せになりたいのだ

土曜のNHKBSのBSドキュメンタリーでは、社会起業家シリーズの
最終回をやっていた。

最終回はアメリカ。
レストランなどの飲食店であまった食材をもらい、元ホームレスの
人を使って料理を作る団体がある。
その名はDCセントラルキッチン。ワシントンDCにあるベンチャーだ。

もともとは、ホームレスのシェルター用の料理のまかないから
始めたベンチャー。
でも今は、ケータリングもするくらい成長している。
シェフはみんな元ホームレスや受刑者などだ・・・。

このベンチャーを「経営」しているのが、もとナイトクラブを
経営していた人だ。
たまたまホームレスへの炊き出しのボランティアをしたときに
思いついたという。

もちろん、希望者は厳しい訓練を受ける。
でももともと仕事も料理もしたことがない人がほとんどで、
半分は訓練中に脱落、卒業して職を得てもやはり辞める人が
多いらしい。

でも、自分で生きていくことに自信を取り戻して立派に
自立していく人も確かにいる。
イギリスのジェイミー・オリバーが、ニートの若者を
特訓してシェフにしたことを思い出した。
でも、このDCセントラルキッチンでは、訓練者の年齢がもっと高い。
麻薬に何十年もおぼれていて、まともな職についたことも
ない人もいる。

ただ、「まともな人生を生きてみたい。こんな年でもやり直したい」
と語る人を見ていると、人は本当は誰もが幸せな人生を送りたいと
思っているのだ・・・と胸が熱くなる。
好きで、犯罪への道を歩く人などいない。
死ぬまでに、やり直すチャンスがほしいのだ。

先進国でも、こんな風にあえぐ人がたくさんいる。
ケータリングで豪華なホームパーティをする金持ちと
同じ街に住む分、もしかして残酷なのかもしれない。
支援だけでなく、罰するだけでなく。
もっと人が人らしく、暮らせるような・・・そんなビジネスが
もっとあってもいいな・・・。

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